159話〜迷宮都市戦②〜
最近私事が忙しく、短くて申し訳ありません。
最近は天候も悪いので、折り畳み傘が手放せないですね。
外に出る際はくれぐれもご注意を
騒ぎが起きている場所に向かう。
到着した場所では魔物と衛兵が戦いを繰り広げていた。
数では衛兵の方が多いが、魔物の方が圧倒的に強い。
それもそのはずで現れた魔物は通常の魔物ではなく、組織に改造された変異種である。
それに衛兵達は基本的に対人戦用の装備であり、訓練も魔物相手ではなく人を想定した物になっている。
その為に不利は否めない。
魔物と人では戦い方は全くと言って良いほどに違って来る為だ。
それでも街を守る為に衛兵達は必死に戦っていた。
そこに迷宮都市の貴族達の私兵も駆け付けて来る。
貴族達の私兵は、元冒険者も多いので魔物相手の戦いには慣れている。
私兵たちの指示に従って衛兵も奮闘し、各地で盛り返し始めた。
そこにビルナ率いる麗しの薔薇とユウマ達が合流する。
そこにいた魔物はナーガと呼ばれる上半身が人間で、下半身が蛇の魔物である。
そしてやはり通常のナーガと違い、蛇の部分が二股に分かれており、さらに両腕は手ではなく蟷螂の様になっている。
ナーガは知性がある魔物と言われているが、獣の様な咆哮を上げている。
「可哀想に。魔物とは言えど同情するね。早く楽にしてあげるよ」
ビルナはそう言って大剣を構える。
「リム、ガンジョー行くぞ」
ナーガは蛇と同じくピット器官を持っている、その為に暗闇でも昼間と変わらずに行動出来る。
今現在は太陽が沈みかけ、辺りが暗くなって来ている為に、時間を掛けるとこちらが不利になる。
出来るだけ急いで効率よく倒していかないと、被害が増える一方だろう。
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