152話〜地下施設①〜
最近は寒い日が続きますので、皆さん風邪には気をつけましょう!
今年最後の投稿になるかと思いますので、ご挨拶したいと思います。
今年一年色々と大変な年となりましたが、皆様の応援もあり投稿を続ける事が出来ています。
少しでもこの作品を読んで頂き、楽しい気持ちなどになれば嬉しく思います。
また応援コメントやポイントやブックマークして下さると、作者の励みになります。
また来年もどうぞ宜しくお願いします。
ウェールズはギルドに戻ると早速、信頼する冒険者達を集めることにした。
信頼するギルド職員に秘密裏に、リストにある冒険者を呼ぶ様に命じる。
集められた冒険者の多くは、潜入に特化した盗賊職の者達であった。
そしてそのパーティーメンバーである。
「君達を集めたのは他でもない。最近の異常個体の話は聞いてるな?それを作り出していると思われる組織のアジトの一つを発見した。そこを調査してほしい。極力戦闘は避けて情報を得て欲しいので君たちを呼んだ。もちろん強制ではない。今回の作戦に参加しなくても評価は変わらないが、秘密厳守の為に君達には契約をしてもらう」
用意したのは魔法の契約書であり、約束を破ると罰を受けるのである。
「そして他のメンバーには強襲部隊に所属してもらう。今はこれだけであるが、他に戦闘に優れたパーティーも呼んでいる。3日後には全員が揃う予定だ。それまでに斥候の諸君には敵のアジトの全貌や、他にもあるならその場所を突き止めて欲しい」
「詳しい話は契約書にサインした後にしよう」
全員がサインしたのを確認してから、アジトの場所などを話す。
「少ない情報ですまないが探って来てくれ」
斥候の者達は準備をした後にアジトに向かう。
あとは待つ時間である。
その間に衛兵などにも根回しをしておく。
そうして3日後に準備が完了して、敵のアジトに強襲を掛ける。
「判明したアジトは全部で四箇所である。それぞれ此処と此処だ」
地図を広げて、アジトの場所を説明する。
「一箇所貴族の私有地が含まれているが、心配するな。責任は全て此方が取る。気にせずに襲撃をしてくれ。だが、出来る限り人死は出さないようにしてくれ」
その後はチーム分けを行い準備を整える。
「では行くぞ」
ウェールズが先頭に立ち、冒険者達を率いて行く。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
素敵なクリスマスや年末年始をお過ごし下さい。
今年は忙しいので、クリスマスや年末年始特別編は考えてはいましたが、執筆する時間が難しいので残念ながら断念致しました。
またイベントの時に特別編などを書きたいと思います。
では、長くなりましたがこれで今年の投稿は終わりになると思います。
ありがとうございました。




