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ゴーレム使い  作者: 灰色 人生
第4章〜迷宮都市アザゼル〜
168/250

143話〜オークション終了〜

全国の宣言が解除されましたね。



短めですいません。

 

 1枚目のスクロールの手数料を引かれた金額である金貨1188枚と2枚目のスクロールの金貨1800枚の合計2988枚と言う大金を得る。



「それにしても何故2枚ともスクロールを落札しなかったんだ」


「ああ、それは簡単だよ。利権の問題さ」


「ただでさえ、迷宮都市は他の都市と比べて収益が大きいなの。その中で有用なアイテムなどを全て独占すると後々面倒なの。だから、同じ魔道具などが複数見つかった場合には、全てを手に入れずに一部を譲ったり有力な貴族に贈り物として渡したりするなの。そうして迷宮が暴走した場合には助けて貰うなの」


 ミリナがそう説明する。


「なるほど」



「まあ、それは置いといてこれからどうするんだい?一応あたし達との契約は終了したけど、あんたらが良ければこの先も暫くはどうだい?」


「そうですね。今暫くはお願いします」


「わかったよ」


 麗しの薔薇とは暫く行動を共にする事にした。



 オークションで結構な時間を使ったので、今日のところは宿に戻ることにした。



 手に入れた資金は早速領へと送る。


 今は領内開発の為に資金は、幾らあっても足りないぐらいである。





 数日後………



 ユウマ達と麗しの薔薇の面々は、迷宮の攻略を進めていた。



「さて、今日はこのぐらいにしてそろそろ地上に上がるとするか」


 ビルナの言葉に頷いて地上に戻る。


 すると何故だか地上が慌しい様子であった。



 近くにいる冒険者の一人に声をかける。


「ちょっと、この騒ぎはなんだい?」


「ん?うわぁ!?麗しの薔薇!い、いやその、なんでも迷宮で新種っぽいのが複数発見されたようですけど、なんだが様子が変でしてね」


「様子が変?」



「詳しくは知らないんですけど、何でも死んだ後は魔石が消滅するようなんですよ」


「消滅?それはおかしくないかい?」


「ええ、だから今ギルドが専門家を集めて調査を行なっているようです」



 それ以上詳しいことは男は知らないらしい。


 礼を言い冒険者ギルドに急ぐ。

お読み下さりありがとうございます。


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