表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
512/522

あとがき

 連載開始日:2016年12月7日から、今日で1年3か月23日となります。


 最初から最後まで、もしくはあとがきから読んでいる方がこれからとなるでしょうが、お読み頂きありがとうございます。

 そして、差し出がましいお願いではありますが、ブクマは外さず、評価と感想とレビューを入れて頂ければと思っております。


 今日まで、実に様々なことがありました。

 作中では不思議に思ったことや、おかしいな、と思ったところ、違和感があるところ。

 そして、矛盾もたくさんあったかと思いますし、環境依存文字を使ってしまっている箇所が、最低でも1000か所以上ある、という指摘を頂いております。

 それらを直していかないと思いながらも、実行に移せません。


 さて、前置きはこの辺にしておきましょうか。


 ここからは、作中秘話ということで。

 まぁ、これも随時書き足していくでしょうけど。

 実は、連載開始当初の段階では、第1章が終わったら僕は女の中の女を目指しますというところまで飛び、終わる予定でした。ちなみに、主人公が死んだ駅として想像していたのは大阪府にある新今宮駅です。私の母校の最寄り駅ですね。そこが一番、イメージしやすかったので。

 そして、さらに言えば、2章をすることになり、リステリアが日本に帰るためにはミスティが邪魔だと言うことに気付き、殺しました。ちなみに、2章は他作品でも使えるような世界観を作るための土台になる章だったんですよね。

 3章は、アイドルと事件とVR。どれも難しくて、うまくかけたか、と言われれば、どれもこれもいまいちだと言わざるを得ません。

 4章は、元々吸血鬼を出す予定でした。でも、鬼に限らなくていいんじゃないかと思ったんです。人間が吸血し、吸血される。それでいいじゃないか、と。だから鬼は出してませんし、プロットを大幅修正して、隠れ王族の2人は王族ではないままにしたり、急きょ初代龍王やマリアンヌを出したり、と大忙しでした。

 5章は、ライブとVRと過去の清算。そして閑章としてミスティの冒険を挟みましたね。ミスティの冒険は無理やりです。要望を募集して、要望がきて、それにこたえないとこの先一度も要望なんかこない。そう思って、義務感と使命感をもって書いてました。そして、この5章のライブはももクロのさいたまスーパーアリーナのライブを参考にしました。現地に居ましたので、イメージしやすかったのです。そしてVRですが、これは、ただのファンタジーVRはつまらないと思い、SF、ロボに走り、それを、主人公を殺すための布石にしようと考えました。

 つまり、主人公が死ぬことは3章からの決定事項だったんです。

 最終話を読んでお分かりかと思いますが、主人公は最後いなくなります。

 そういうエンドだったんです。

 でも、ある種ハッピーエンドですよね。

 バッドエンドもないし、ハッピーエンドもなければ、スパッと終わっていない。所謂不完全燃焼。

 最後に最終章ですが、これは、正直後半の方、想定外でした。書き進めていけばいくほど内容が薄く少ないことに気付き、本来外伝として書く予定だった天使の争いを本編でやり、しかもそれをやったことで執筆速度が衰え……。宇宙編は、まぁそういうことです。

 そして次の来希編ですが、これもこの話を書くと決めてからほぼ変わっていない内容が書かれています。珍しいです。プロットは、毎回変わっていくので、本当に珍しいです。とはいえ、多少のずれ等はありました。イメージは、ハルヒです。決してリゼロではありません。リゼロ、レム可愛いけど他は()

 その後の、定められた運命編に関しては、これもやろうと思っていたことです。ただ、あまり長引かせるのもなぁ、と思って半分以下に抑えました。

 そしてアスティンェルの翼からの最終陣。

 これは本当に、予定外の連続です。

「あれ? こんなに書くこと少なかったっけ?」って何度も思いました。

 特に最終陣。

 私の中では20話くらいやってから、エピローグの予定だったのに。

 いざ書いてみると一瞬です。

 パ――――ーって終わりました。


 で、みなさんが一番気になるであろう攻撃魔法である、目からビーム。

 突然、頭の中に閃いたんです!!ウルトラマンのビームと目からビームというフレーズが……。

 これはもう、使うっきゃない!!!

 ということで、こんなんなりました。


 そして、みなさんが一番不服に思っているであろう、終わり方。

 この終わり方、私も不服です。

 でも、これで終わらせないといけないと思いました。ちょうどいい場所がここしかないんです。

 初期に出てきたキャラクターのほとんどが死んでることにお気づきですか?

 奈緒、神様シュピーゲル、ミスティ、お爺ちゃん、リヴィ、などなど。

 こういう、物語の重要キャラクターってまず死ぬことがない。

 だから、殺したかった。

 創作作家さんなら、わかってくれるかと思います。

 他の人と違うことがしたい、と。

 そして、この物語は主人公が2人います。

 1人は奈緒。

 もう1人が、来希です。

 まぁ、気付いていたでしょうけど。

 そういうところも、ですね。


 まぁ、今回のエンドは自分の気持ちをひっかけたりしていますので、若干本来の終わり方とは違いますが、ほぼ同じです。


 そして、終わり方についてもっと詳しく言うと、後日談は物凄く好きですが、後日談がある物語って、結局物語は終わってない。だから、終わらせたかった。続かない物語にしたかった。

 これは、まぁ続けようと思えば続けられるでしょう。

 でも、全てがリセットされて、来希以外は魔法なんか使えない。異世界に転移するだけの力もない。

 しかも、来希は特異点だから、こういう結果になりましたが、もし奈緒以外に特異点がいなければ、もっとおもしろくない終わり方になっていたと思います。

 つまり、来希がいなくなれば、地球に魔法を使える人は皆無になります。

 また、ほころびがなくなるので、初代龍王のようなことも起こったりしませんし、力は気という力に統一され、どこの世界でもそれが共通の認識となります。

 この宇宙において、気が全ての力となったのです。

 そういう描写は書き忘れましたが、そういうことです。

 ……そのうち書き足すかもしれません。


 と、このように、作者には作者なりの考えがあって、書き続けてきました。


 ここまで来られたのも、読者の方々のおかげです。

 本当に、ありがとうございました。

 そして、これからも応援してくださると嬉しいです。

 最初にも言いましたが、

 ブクマは外さずカテゴリで完結済みを作り、そこへポイしていただき、評価をつけていただき、感想をかいていただき、レビューをかいてくださると最上級のご褒美です。


 また、後日談に関しては、要望が、作者から見て多い、と感じたら書こうかと思いますが、余裕がある日に限られますので、もしかけても超不定期になると思われます。


 では、また皆さまとお会いできることを祈ります。


 続編(シーズン2)

 http://ncode.syosetu.com/n1227ee/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想、評価、レビュー等!いつでもお待ちしてますので気軽にお願いします!また、閑話リクエストを随時受け付けてますので、何度でもご自由にどうぞ! 小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ