第3話「愛されない子」
みじか!
ということで、立て続けに投稿です。
いつか、時間があったときに、書き直そうw
それでは、読んでくださる方に合う作品であることを祈りつつ。
2018/01/21 加筆修正しました。
月だけが、我々を暖かく見守り、光を与えてくれる。
父は、我々を忌み嫌っているのか?
何故、暗い闇の中へ閉じ込めた?
陽の光を浴びることも許されず。
子として、愛された記憶もない。
ならば何故、我々を産んだ?
同じ子である人間には、与え続けているというのに――。
それとも、そもそも、父なんて居ないのか?
「キリストの呪縛は解けた! 最早、恐れる者は、何処にも居ない! 我々こそが、霊長と呼ばれるに相応しい存在であることを人間どもに教えてやろうではないか!」
人の世に現れた神の実子は、滅しても『その力』が消えることはなく、二千年もの間、ヴァンパイアを封じ込めていた。
しかし、その力も、人の愚かなる行為まで止めることは出来なかった。
人は、己を過信し、まるで自分に正義があるかのように、争いや略奪を繰り返した。
そして、人はいつの間にか、父がそれを見ていると、考えなくなるようになってしまった。
嫉妬は、憎悪へと変貌し、
そして、憎悪の裏側には……愛されたいと言う気持ちがあったのだろうか?
愛されない子は、愛される子の血を吸うことで、愛される喜びを感じたかったのかも知れない。
読んでくださってありがとう。
次回「家族」




