第3小節目 不審者から犯罪者に昇格したヤバい女ことアルス・ファウデン 1日目(終)
「私が養子に?」
ディソナはありえないぐらい恐怖した。知らない今日が初めましての人がいきなりストーカー宣言&養子になってくれと発言。
ディソナは必死に頭を回転させ、ある決断にたどり着いた。
逃げよう
それしかない、それ以外できない。あの人は多分、本気で関わっちゃいけない人間だとディソナは直感で感じ取った。ディソナは幸いにも身体能力だけなら自信があった。
そうと決まれば結構だとディソナは本気で走り出す。追い付かれたら終わり。追い付かれたら将来が危うい。追い付かれたらこの危ない人の監視下に置かれる。
「本当にやばい。追い付かれたら監禁される予感がする!」
ディソナは呼吸を荒くして走り続ける。ぬかるんでる土に足が取られても気にせず走り続ける。ディソナは血相を変えて本気で焦っている。
「ねぇ!お話だけでもしようよ!待ってよ!私、不審者じゃないからさ!」
不審者公爵令嬢アルスが自分のことを不審者じゃないと言っている。どの口で自分を不審者じゃないと言っているのか小一時間ほど問い詰めたい気持ちをグッと堪えてディソナは逃走を続ける。
それにしてもあのアルス公爵が令嬢は速い。きっと逃げ足じゃなくて追い足が速いのだろう。
そろそろ追い付かれる。と言うか、もう追いつかれているようなもの。
「やっと、捕まえたよ...」
服を掴まれてしまった。こうなった以上ここでやってしまうしかない!やろうやってしまおう!今ここで!ディソナが殴る寸前
「やっとこっち見てくれた!それじゃ!おやすみ!」
睡眠の状態異常系の魔術だ。しかも強力なやつ。
「クッッソ...人攫いか...」
どうやら不審者ではなく犯罪者だったようだ。世のために早く捕まってほしい。
「さて、この可愛い子を早速うちに迎え入れよっか、へへへっへへへ」
キモい笑い声を上げてディソナを抱き抱える
「軽すぎないこの子?うわ、腰ほっそ。蹴られたら折れるでしょこれ。」
アルス公爵令嬢はキモいことを言いながら自身の家に連れて行く。
その後
目覚めたディソナが見たものは...見慣れない天井だった。
1日目は序章だと思ってください。頼みます。ここからめっちゃ面白く書きます。確定事項です




