テンプレについて私が思うこと
「うーん、つまらないわけじゃないけど目新しさがないんだよなー。」
ある日、私は小説家になろう!に投稿されていたとある作品を読んでこんな感想を抱きました。その作品はランキング上位に食い込んでいたのですが、正直そこまで評価されるような作品じゃないと私は思いました。テンプレをなぞっただけで、個性がまったく見受けられなかったからです。少なくとも私はそう感じました。
しかし私がどう思おうとランキング入りしていることは紛れもない事実。他の人たちがどんな感想を持ったのか気になって感想欄を覗いてみました。色々な感想があったのですが、大部分は「面白い!」とか「これからの展開が楽しみ」といったものでした。
他人の感想にケチをつけるわけではありませんが、私には今一理解できませんでした。前者はともかく後者の感想は特に理解不能でした。
「いやいや、この先の展開が楽しみって。先の展開見え見えじゃん。」
こう思ったのです。
別にテンプレであることが悪いことだとは思いません。それどころか私も異世界ものとか主人公最強ものは大好物です。この手の作品は沢山の読みました。だからこそ思うのです、テンプレな設定を使うのはいいが、ストーリーまでなんの捻りもなくテンプレオンリーにしてしまうのはいかがなものなのかと。なんの独自性もないテンプレ作品は過去の人気作品の二番煎じ三番煎じにしか感じられません。
少し前にヒットしたバクマンという漫画をご存知でしょうか?二人組の主人公が人気漫画家になるまでのサクセスストーリーです。そのなかにこんな台詞がでてきます。「ベタは基本、問題は味付け。」
ここでいうベタとはベターのことで、テンプレとほとんど同義です。料理に例えてみるとわかりやすいかもしれません。例えばあなたが何かの料理をつくろうとして材料を買ってきたとします。内容はジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、牛肉です。どれも一般的でありふれたものですよね?これが設定だと考えてください。問題はここから先の調理なのです。カレーにするのか、シチューにするのか、肉じゃがにするのか、それともこれら以外のものにするのか。材料(設定)を調理して料理(作品 )とするわけです。
最近は調理をすっ飛ばして材料をそのまま料理として提供しているひとが多いように感じられます。どうせ食べるのならきちんと調理されたものを食べたいですよね?私は作者の皆さま方の調理に期待しています。是非とも素敵な料理に仕上げてください。
最後になりましたが、これはあくまで私個人の意見と考えです。あまり深くかんがえず、サラッと流していただけたら幸いです。
重ねて申し上げますがこれはあくまで私個人の考えです。反感を持たれる方もいらっしゃるでしょうが、こんな考えのひともいるんだな。くらいの軽い気持ちで流してください。