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23.overload~人の道をちょっと踏み外した者達~

 悪の組織にさらわれた人質を救出するため、城内に突入した梔子鳴矢の怒りは既に頂点へ達していた。

 修正自警法の成立と共に、自分は自警団から身を退くつもりだった。

 大衆の正義のため、自分が犠牲になるのは仕方がない。潔く身を引く以外、超能力者である自分にできることはないだろう――そう心に整頓を付けた矢先に、片付けたはずの問題が他人によってかき乱されたのだ。

 しかも〈SILENT〉の連中は、吸血鬼という史上最悪の勢力を配下に引き入れたという。

「そもそもなんで、悪の組織が修正自警法に反対なんてしてるのよ」

 〈千夜城〉へ向かう道中、鳴矢はずっとその疑問をアスィファに対してぶつけていた。

「おそらく自警団の戦力と政府の権力が一体に結びつくことは、〈SILENT〉のような反政府組織にとっては脅威なのでしょう」

 鳴矢の疑問に、アスィファが出したのは極めて無難な推測だった。

 答えた本人は自分の推測に納得がいっていない様子だが、一応の筋は通っている。

 そもそもどんな真意があるにせよ〝大臣の子どもを誘拐〟という、パフォーマンスじみた暴挙が悪趣味であることには変わりがない。悪趣味な仮面をつけたあの男らしいセンスの悪さだ。

 彼らは自分たちを怒らせるために、こんな悪辣な手段に打って出たのだろうか。

 だとしたら、自分のこの怒りすらも、彼らの計算内ということになる。手の平の上で踊らされているようで余計に腹が立つ。

 そうして爆発限界まで達していた鳴矢の怒りは、知った顔に出くわしたことによって、遂に(せき)を切って爆発を引き起こしていた。

「影内……まさかアンタ〈SILENT〉に入ってたの?」

「えっ。いや、まあ、そういうことになるな。話すと長いんだけどよ」

「話さなくて良いわ。今ここで射殺してやるから」

 久しぶりに会った昔なじみを前に、思い出話に花を咲かせている余裕なんて微塵もない。

 鳴矢が静かに怒りを高めていることに気が付いたアスィファが、彼女を落ち着かせようと必死な様子で声をかける。

「あの……お知り合いなんですか、イエローさん? あの忍者みたいな格好の方」

「昔、同じ道場に通ってた超能力者よ。アタシと同じAランク、能力は〈瞬間移動〉」

 鳴矢の声には、旧友に対する親しみの感情は一切見られない。

 ただ機械的に、敵対障害のスペックを簡潔に説明するのみだ。

 二人の因縁が気になるものの、鳴矢のただならぬ雰囲気にアスィファは踏み込めないでいる。それに、鳴矢の言葉には一つ気になる点があった。

「Aランクって……確か、この世界全体でも百人ぐらいしか居ないんでしたよね

「ええ。人智を越えた異能、例外中の例外、十億人に一人(ビリオン・オブ・ワン)の化物。アイツもその中の一匹ってわけ」

「それって鳴矢さんと同じぐらい強い、ということですか?」

「ええ、そうね。でも、コイツはアタシ以上に考え無しで最低の馬鹿野郎よ」

 鳴矢は吐き捨てるように言うと、矢筒から一度に十本近い矢を取り出す。

 まるで机にトランプを並べるように、取り出した十本の弓を空中でピタリと制止させて一列に並べた。

 弓で射出するのに比べて威力は劣るが、彼女の〈念動力〉は空中に並べた矢をミサイルのように一瞬で放つことができる。

 鳴矢の目は、無言で伝えている。これ以上近づけば、いつでも攻撃してやる――と。

 並べられた矢の列は、二人を分かつ境界線を中空に描き出していた。

「気づいたら道場に来なくなってて、後で家出したんだって聞いたわ」

 感情を押し殺すような鳴矢の声が、言葉を続けるうちに震え始める。

「もしかしたらアタシと同じように、自警団としてどこかで戦ってるかも知れないって思ってた……そんな期待してた自分が本当に情けない」

「……あのなあ、梔子。俺だって、あれから色々あったんだって」

「うるさい!! 超能力者が変な目で見られないために、アタシは自警団として頑張ってきたのに……アンタみたいに悪党に手を貸す奴がいたらこっちの苦労が台無しじゃない!!」

「なっ……ンだとテメエ!! 総帥は悪党なんかじゃ……あ、いや、スゲー悪い人だけど、そんな悪い人じゃねーんだよ!!」

 影内は〝何か言いたいことがあるのに言い出せない〟ような、歯切れの悪い言葉を必死に返そうと試みる。

 だが、言い淀む影内の言葉をはね除けるように、更に鳴矢は畳みかけた。

「うるさい! あんな変態マスクに手を貸すような馬鹿の言うことを聞く義理はない!!」

「お前、総帥のこと馬鹿にしてんじゃねーぞ! 確かにあのマスクはちょっとアレだけど、言って良いことと悪いことがあんだろ!!」

「アンタの事情なんて知るか! こっちはこんな恥ずかしい名前と格好までして我慢してきたっていうのに!!」

「お前、俺だってよくわかんねー忍者キャラとか頑張ってやってんだぞ!!」

 始めこそ感情を押し殺していた鳴矢だが、今や完全に子どもの喧嘩のような言い合いになってしまっている。

 どちらの怒りにもそれなりの正当性があるため、どちらも引っ込みが付かない。

 ヒートアップして色々口を滑らせそうになる影内の言葉を、背後から現れた一匹の黒猫がさらりとたしなめた。

「おい、エセ忍者。君は頭も口も軽いんだ。下手なことを喋る前に黙った方がいい」

「うるせえ、ノワ公! こいつは総帥のことバカにしやがったんだぞ!!」

「君が弁護したい気持ちは分かるけど、その弁護がヤミーの為になるかどうかぐらい、君にもわかるだろ?」

「チッ……わかってんよ。悪役ってのは辛いぜ、ったくよ」

 意外な闖入者に対し、少女二人はあっと口を広げる。

「なに、この猫!? これも超能力者の仕業? 動物に乗り移るとか?」

「どうでしょう。私は何か、使い魔にも近いものを感じますが……」

「とにかく可愛いナリしてるからって、警戒を緩めちゃダメよ。絶対コイツも何か裏があるに決まってるんだから」

 鳴矢の警告を受けて、アスィファは武器である杖を正体不明の喋る黒猫へ向ける。

「ノワ公、お前はあの青い嬢ちゃんの接客頼んだ。俺はこの金髪と話つけてくる」

「くれぐれも余計なことを喋るんじゃないよ。〝SILENT〟の意味ぐらい、君にも分かってるよね」

「たりめーだ。力尽くでも黙らせるって意味だ」

「まあ、今日はそういうことにしておこう」

 影内は懐から苦無を取り出し、矢を並べて待ち構える鳴矢を強く睨み付ける。

 2人対1人と1匹という構図が、奇しくもその一室に生まれようとしていた。


//


 Aランク超能力者同士が直接戦った事例は世界でも数少ない。

 凶悪犯罪を起こした〈瞬間移動〉使い(テレポーター)の行方を〈精神感応〉使い(サイコメトラー)が探知し、軍隊が街ごと爆撃して抹殺した事件が、唯一世間に知られているAランク超能力者同士の戦いである。

 だがこれも、爆撃位置の特定に超能力が使われたというだけで、言わば間接的戦闘だ。決して直接対決とは言えない。

 今行われているのは、人類史上で二度目のAランク超能力者同士の戦いであった。

「【久遠流抜刀じゅ――のわぁっ!?」

「アンタの能力はとっくに割れてんのよ!!」

 背後に転移して死角を取ろうとした影内が、空中で鳴矢の放った矢によって迎撃される。

 なんとか手持ちの苦無で矢は弾いたものの、もし一手遅れていれば太腿に穴が穿たれてもおかしくなかった。

「技名ぐらい最後まで言わせろ!!」

「だったら決めたあとに言えばいいじゃない」

 悪態を吐きながら影内は更に転移を繰り返し、フェイントを織り交ぜながら切り込むタイミングを図る。

 だが、いくら死角に回り込んでも矢によって迎撃を受ける。

 しかも矢を放っている鳴矢本人は、自分の方を振り返りもしない。

 転移した先に、まるで迎撃ミサイルのように矢が飛んできて、その後で鳴矢が矢の向かった方角を振り返るのだ。

 無意識な反射による受動攻撃(パッシブスキル)なのだろう。

「【久遠流弓術・早贄(はやにえ)】――近づいたら問答無用で串刺しよ」

「くそっ、自動迎撃とはな……!!」

 舌打ちしながら、影内は無造作に手元の苦無を鳴矢へ向けて放り投げる。

 すると、空中に並ぶ矢の一本が自動的に向きを変え、投げられた苦無へ一直線に向かって迎撃した。

 まるで矢の一本一本が、自律的に制御された無人迎撃機のようだ。

 正確かつ無慈悲に、近づくものを自動で串刺しにしてしまう。

「能力を探知に使ってやがるな……今の感じからすると、射程距離は半径10メートル圏内ってとこか」

「へえ、影内。軽かった頭に少しは中身が入ったみたいじゃない」

「てめーはただでさえ少ない可愛げが完全に無くなったな」

 鳴矢の使う〈念動力〉は、ただ離れたものを触れずに動かせるだけの能力ではない。

 その本領は、空間に力場を発生させることにある。物体の移動はあくまで能力の一端に過ぎない。

 彼女が行っているのは、周囲全体に薄い力場を発生させることで、内部に入り込んだ異物を探知する領域の形成だろう。空間そのものを力場で包み感覚で満たしているのだ。

 鳴矢の周囲半径十メートル以内は、言わば彼女の体内そのものだ。入り込んだ外敵は、本人が知覚するより早く抗体反応によって一瞬のうちに除去される。

「子供の頃は引き分けで終わったけど、今度はそうはいかないわよ」

「うるせえ、こっちの台詞だ。どっちが格上か今日こそはっきりさせてやる」

 口では強がってみるものの、影内は完全に攻め手を失ってしまっている。

 さすがは同じAランク、同格の能力者だけのことはある。

 転移によって一瞬で死角に入り込み、奇襲を仕掛ける戦法を得意とする〈瞬間移動〉能力者を倒すことにのみ特化した技だ。

 ネタが知られてる相手とは、つくづく戦いづらい。

「……こいつをもう一度、抜く以外にねえな」

 影内は真剣な表情を浮かべながら、背中に差した刀を鞘から引き抜く。

 さっきは人質を助けるために使った必殺技だ。

 だが、今度は何の為に使うのか。

 必ず殺すと書いて必殺技だ――実際、この技は道場を出てから独自に開発したものだ。タネは割れていないし、初撃だけなら確実に当てられる自信はある。

 だが、悪役である自分が、仮にも正義の味方である鳴矢を斬り殺すわけにはいかない。

「まったく、手加減ってやつは難しいぜ」

 ただ倒すだけよりも、助けたり守ったりする方が何倍も難しい。

 自称最強の能力者は、ため息を吐きながら刀身に自分の血を吸わせ始めた。


//


 広い城の廊下で超能力者たちが熾烈な戦いを繰り広げる一方。

 人質が捕われている部屋の入り口では、一人の少女と一匹の猫が静かに対峙している。

「人質の子どもはこの部屋の奥ですね……通していただけませんか」

「うーん。そういうわけには、ちょっと行かないかなあ」

 ノワールは後ろ足で耳をかきながら呑気な声で応える。

 喋ることを除けば外見は本物の黒猫そのものだ。

 だが、アスィファは〝中身〟の不気味さを、鋭敏に感じ取っていた。

「……あなた、普通の猫ではありませんね」

「そりゃそうだ。喋る猫なんてこの世界には今のところ居ない」

「そして、普通な生き物とも違いますね。何か、別の(ことわり)によって動いている――まるで妖精と話しているような感覚です」

「なるほど。異分子(イレギュラー)同士、通じ合うものがあるのかな」

 片や魔術の理を操る異世界の少女。

 片や量子の理によって生み出された仮想の人格。

 両者はこの世界からひどく浮いた存在であった。

「君はこの世界の人間じゃないだろう。だったら、この世界の理がどうなろうと関係ないはずだ。命をかけて戦う意味なんてないんじゃない?」

「この世界に理由がなくても、私の中にはあります。レッドさんやブルーさん、二人の力になることが私の戦う理由です」

「その判断は理性的とは思えないな。君はもっと、打算的で賢い人間だと思ってた」

「いいえ……義理だって、立派な理の一つです」

「君はこの世界の言葉をよく知っているようだね。でも、〝義〟って文字には、偽物って意味もあるんだよ。義兄弟とか、義肢とかね」

 ノワールは人ならざる存在が持つ、不気味な雰囲気を言葉に纏わせながら続ける。

「自己犠牲の義人(ヒーロー)なんて、僕に言わせればまるで偽物の人間だよ」

 言葉を発したと同時に、ノワールは身軽な動作でアスィファに飛びかかった。

 まるで塀を乗り越える猫のように、トンとジャンプして肩の上に飛び乗り、続けて彼女が武器としている巨大な機戒杖に飛び移る。

「君の杖は、魔法技術と電子技術を組み合わせた、なかなか面白い実験兵器だね」

「お、降りて下さい!」

 生粋の魔法使いである少女は、接近戦にはまったくの素人だ。

 不意を突かれたアスィファは、慌てて巨大な杖を鈍器のように振るう。

 遠心力の勢いで吹き飛ばされたノワールは、空中で身軽に一回転して床に着地した。

「でもしょせん電子的なオモチャだ。僕にとっては一次元ビットが低い」

「えっ、何……!? システムダウン!?」

 機戒杖に視線を移したアスィファは、慌てた様子で声を上げる。

 起動状態を示すLEDが点灯していない。試しに魔導書を差し込んでみるが、詠み込みが開始される様子もない。

 どうやら完全にシステムが故障してしまっているらしい――いや、故障させられたのだ。

「まさか電子攻撃? 今の一瞬で……!?」

「さあ、どうする魔法使い。便利な機械ほど壊れたときが大変だ。これも科学の恐ろしさの一つだよ」

「……どうやらあなたは、情報を操る妖精のようですね」

「妖精なんて可愛らしいもんじゃないけどね」

「私たちの世界における妖精は、精霊が集まって起こす〝マナ〟の異常現象のことです。怪物のように人を襲うこともありますが、実態は意思を持ちません」

「なるほど。言わば僕も、量子の揺らぎが起こす現象の存在だ。君の推察は中々的を得ているかもしれないね」

 こんな小さな姿をしていても、ノワールの本体は膨大な演算容量を持つ一部屋の量子コンピューターだ。簡単な電子機器のハッキングなんて目ではない。

「さて、どうする? 杖が使えない魔法使いなんて、出力装置の壊れた計算機と同じさ。古い機戒はただの置物にするしかないね」

「……いいえ、古いからこそ使えるものだってあります」

 アスィファはそう言うと、壊れた機械杖のカバーを取り外し、続けて開閉装置を操作する。まるで口を大きく開いた魚のように、杖の先端が二つに割れて開いた。

 巨大な光線銃のような見かけをした機械杖――その中から姿を現したのは、一本の杖だった。

 古い枯れ木の枝を使って作られたのだろう。少し力を入れれば簡単に折れてしまいそうなほど細くて脆い。

 魔法少女は右手に杖を、左手に魔道書を携え、口に笑みを乗せて言う。

「機械が使えないのなら、古式ゆかしい(アナログ)魔術の作法にのっとって、魔法を使うことにします」

 三角帽子に枯れ木の杖と古ぼけた魔道書。見紛うことなく完璧に魔法少女の姿となったアスィファは、魔道書に記された呪文に目を走らせ、素早く詠唱を始める。

 ページをめくる手を止めず、詠唱する口の動きを止めず、魔術式を組み上げる頭の働きを休めることなく。

「そんな計算速度じゃまったく遅いよ」

 だが、相手は詠唱が終わるのを待ってくれるわけではない。

 ノワールの黒猫の双眸が怪しく輝き、光の線が眼から放たれた。

 瞳に仕込んである極小の光学(レーザー)兵器だ。人体を貫通させるほどの威力は無いが、紙や布を一瞬で燃やすぐらいの熱量はある。

 彼の狙いは、アスィファが持つ魔道書だった。ソースインデックスを破壊すれば呪文(コード)を生成することはできない。紙の本なんて燃やしてしまえばそれまでだ。

 だがノワールの意に反して、放たれた光線(レーザー)は一直線の軌道を途中ででぐにゃりと歪ませた。

「あれっ、曲がった」

「【雨天の書・霧雨の章】――水の屈折率を利用した簡単な防御です」

 いつの間に詠唱を終えていたのか。アスィファの周囲を、薄い水蒸気が覆い始めている。

 光は通過する物体の成分や密度によって性質が変わる。

 空気中でなら直進する光でも、水や霧のような密度の違う物体を透過すると、波長が変わって屈折してしまう。

 彼女の周囲には、既に複数の魔方陣が展開され、次なる攻撃に備えている。

 魔道書を閉じたアスィファは、二冊目の魔道書を開きながら微笑んで告げる。

「あなたの計算速度がたとえ1ナノ秒以下の刹那だとしても、あなたの行動を一秒早く予想してしまえば、私の方が1秒と1ナノ秒早いです」

「あー。これ、マズイやつかもなあ」

 いかに優れた知能と計算速度を持っていても、人間の想像力には及ばない。

 量子仕掛けの黒猫は、実戦という予測不能な環境の恐ろしさを、身を以て初めて学習するのだった。

『世界樹の迷宮Ⅱ』のジャガーノートさんは強敵でしたね・・・。

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Kindleを利用して前半部分のまとめを電子書籍として販売はじめてみました
ちょっとした書き下ろしの短編もついております。
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