これからの運命?
縄に縛られながら歩くこと数十分いや数時間?
緊張と不安のあまりに時間間隔などもはや正常ではなかった。それが一瞬にも感じられたし、数時間にも感じられた。
長い坂の山道を登っていたのだろう。
序盤の方はスタスタと先を歩く“獣耳のお姉さん”に負けてられるかと必死についていたものの、数分登っていただけで今にも倒れそうなほどに呼吸を激しくしながら、朦朧な意識の中、前を歩くその女性につられて歩いていた。
段々と灯篭の灯が無数に並んでいる石畳の大通りが見えてきた。
朦朧とする意識の中、苦しさで占めていた頭の中にもそのノスタルジックな景色に感動する余地をあけるほどに美しさに圧倒されていた。
「間に合ってよかった・・!」その“獣耳のお姉さん“ (あーもー!めんどくさいからケモミミシスターと呼ぶことにする。)が、今までになかった優しそうな声で安堵した。
その幻想的な石畳の回廊を歩いていくと、大きな茅葺で一戸建ての屋敷が見えてきて、その中央には何人もの人が大勢集まっていた。ヤバい、、コミュ障には辛い展開がいまから来そうだ・・・
大勢の獣耳の老若男女に、意識朦朧、汗だくだくの状態で縄で縛られ歩かされている羞恥プレイのような姿をみられながらそのいかにも強面のおじいさんの前に連れてこられた。
「さあ、ひざまずけ!!」 ズザァ・・ 乱暴にケモミミシスターに座らされた。いや、ギャップー!!
これから何が始まるのだろう、予想はついていたがあえて考えないようにそっと目をつむり、これからの運命を憂いた。
なんか、文章力なのかな、、ほとんど・・た。だった。でした。とかで一行にしちゃうんですよね。
自然につなげたいんですが
感想よろしくお願いいたします!