第9話 帝国拡大
第9話 帝国拡大
近衛大隊とアーサー隊で、勇者共に奥へ進む。
アテナが隣で臭いわ~、臭いわ~と言っている。
もうすぐ悪魔がいるらしい。
謁見の間に行くと、悪魔とそれらしい人達が玉座の周りに立っていた。
「わたくしは女神アテナです。あなたは…、悪魔ベリアルですね?」
「な、なぜ女神がこんな所にいるんだ?!なぜ地上に出てきた?!よりにもよってこの大事な時期に!!」
この話を聞く王の反応を見ると、どうやら王は悪魔と手を組んだらしい…。
「うるさい!お前たち!誰に断ってここにいる!?儂はブリテン王であるぞ!女神だかなんだか知らんが控えよ!」
隣にいる女神様からお怒りのオーラを感じますな……。
「アテナ~、ベリアルって★で言うとどの位?」
「そうね~、ハシュマルくらいかしら…?」
「偉そうにしている割には、悪魔って弱いんだね」
「なっ?!我が弱いであるだと?!誰だ貴様は?!ふざけるな!死ね!!」
なんか火の玉が飛んできたので手で止めた。
「アテナ、これどうしたらいい?」
投げたら城が壊れるので、困っていたらアテナが消してくれた。
「なっ!?届かぬだと?!貴様いったい何者だ!!」
「こちらは女神アテナの主、神アレク様でいらっしゃいます。そろそろ悪魔ベリアル、消えますか?」
「なっ、ベリアル殿?こやつら倒せるのですよね??儂は大丈夫なんですよね??」
ここに来て王は不安になってきたらしい。
「このめが…〈セイクリッドライトニングレイ!〉ぐぁ…」
瞬殺でいつもの黒いプスプスが出来ました。
どうやら宰相が悪魔に憑依され、人間から見ると圧倒的な力を見せ付けられたらしい。
関係者一同いろいろな脅しを受け、勇者の処刑を決めたらしい。
そもそも、悪魔ベリアルよりも勇者アストラルの方が強いのだが、王にはそれを見抜く事は出来なかったらしい。
勇者を傷付けた事は、王族として赦されがたい大きな罪であったようであり、アテナから王位は廃止にすれば?というような意見が出たが、メアリーの懇願により、王位を王子に譲ることで決着した。
結果、この事件によりブリテン王国は、神聖アレク帝国の傘下に加わった。
新王に欲しいものを聞かれたので、日々の食事と答えると、いくらでも食料を用意してくれる事になった。
さすがに神々に対して、それだけで流石にマズいと言われたので、いくつか宝物を受け取る事にした。
皆に別れを告げ、ダンジョンに変える最中、アテナが面白い場所を見つけた。
神聖アレク軍 レベル1 CB 2050
物攻 20 物防 20
魔攻 32 魔防 20
機敏 20 運 99
配下 ★8 アテナ Lv1
★4 ハシュマルLv5
★3 テンLv15 エン Lv15
テンツーLv15 エンツーLv15
武具 ★3 グラム Lv19
★5 エクスカリバーLv2
★5 グングニルLv2