第6話 国家安康
第6話 国家安康
コンソールを見た瞬間ビックリした。
なんとCBが1000も増えている。
これならもうすぐ泉が買える!
っていうか、みんなレベルがMAXになってる!?
捕虜だった主天使、エルフ、シルフにうちの天使達が回復魔法を使った後、食堂に案内した。
女神と天使が自販機の前で、好きな食べ物を嬉しそうに頼む姿は衝撃的だったらしく、ゲストの皆さんは凍り付いている。
それでも女神が注文すると、みんなもそれに習って注文し、美味しそうに食べておられました。
食後にこれからについて話をした。
「これからどうするの?」
エルフの男性にまず質問する。
「私とシルフと主天使様は、村が襲われた時に殿になり、村のみんなを逃がしました。村に戻って皆の無事を確認したいと思います」
シルフも黙って肯定した。
「わたくしたちは地上を救います。もちろんそこには、あなた方も含まれます。今後は神聖アレク帝国の所属を名乗りなさい。そして次からは襲われたらこちらに避難しなさい。そしてもう無茶な殿は止め、命を大事にしてくださいね」
謎女神アテナのセリフにより、エルフは泣きながら感動している。
結果、新しく外部に【エルフ村】という領土を手に入れた。
「あと主天使は名前あるの?」
「ハシュマルと申します」
「ハシュマルさん?はアレク軍で良いの?」
「主さまですので、どうぞハシュマルとお呼び下さい。今後は、アレク帝国の為、尽力したいと考えております」
「ではさっき、レベルになったテン、エン、テンツー、エンツーちょっといいかな?レベル最大になったので、★3に上げるよ~」
『え!?』
「多分、ゴブリンキングのおかげかな?ハシュマルもLv5になっているよ」
「す、凄いですね!50年以上変わらなかったのに、一気に2上がるなんて!これでわたしはもうゴブリンキング程度には遅れをとりません」
50年上がらないのも凄いな!
「じゃ、いくよ~。ポチッとな」
天使たちが輝く…
光が治まると、天使たちは羽の数が増えていた。
「どうだい?何か変わったかい?★3の気分はどう?」
「強くなれました。ようやくお役に立てるようになれたかも知れません。ありがとうございます」
4人から喜びの眼差しを受ける。
「女神アテナのお陰だよ。ありがとうアテナ」
「と、当然じゃない!あたしは女神なのよ!偉いのよ!!」
「それじゃ台無しだよ~」
ハシュマルもケラケラと笑っている。
そしてテレる女神は意外と可愛かった。
神聖アレク軍 レベル12 CB 1155
物攻 20 物防 20
魔攻 32 魔防 20
機敏 20 運 99
配下 ★8 アテナ Lv1
★4 ハシュマルLv5
★3 テンLv15 エン Lv15
テンツーLv15 エンツーLv15
武具 ★3 グラム Lv17