絶望-Hope-
「テツオ落ち着いて。深くいきをすっていったん冷静になるの」
「俺が・・・僕がぁああ・・・」
落ち込むテツオを抱き包み込むアイリ。
「ラムゥトのコアをなくしてしまったのよ!オズもユイも死んでしまったし気をたしかにもたないと!」
「カッハァ」
呪いで血管がどすぐろくそまったテツオの体はすでに事きれそうになっていた。
「アイリ・・・生きて・・・」
「テツオ・・・テツオぉぉぉおお」
亡骸になったテツオを抱きしめてアイリは気がくるいそうになりながらも正気を保つ。
「生きなきゃ・・・」
テツオをそっと地面において歩き出す、とぼとぼといくあてもなく。
「涙で前がみえないよぉ”お”お”お”みんなぁ”あ”」
どれくらい歩いただろうか、分からなくなってきたときぼっさんが目覚めた。
「どどどどないしたんや、アイリはん」
「みんながしんじゃったぁあああ」
「なんやてぇ!信じられへん!ラムゥトはんはどないしたんや!」
「ラムゥトもいなくなっちゃったの・・・」
ぼっさんは天使のホルンによって一時的に不活性の状態になってしまっていたのだ。
「これはまずいなぁわいももう長くない・・・んや・・・わかる・・・ホルンの音でだいぶやられてしもうた」
「まって死なないでぼっさん!!あなたしかいないの!!!」
「ええ女にそういわれるとわい、もう少し生きてみよかなとおもてしまうな・・・すまんな・・・アイ・・・リ・・・はん・・・っ・・・」
「ぼっさああああああああああああああああああああああああん」
「なんてな、わいは不死身やで多分しにはせんわ。一時的に機能せんようにはなるけどな」
「ぼっさあああああああああああああああんんん」
泣きじゃくるアイリを具現化した手でなだめるぼっさん。
「そや。転移のゲートがあったやろあそこにいってみよ。あそこは時が歪んでおるからな。過去に戻れるかもしれん」
「ほん・・・と・・・?」
過去に戻れるかもしれないときいて元気を取り戻したアイリは強く生きようとこの世界に来た時に願ったように想った。
「過去に戻ろう・・・この心の傷がいえてしまうまえに・・・テツオに癒してもらわなきゃいけないから・・・」
そう強く強く願った。




