死愛-Sex-
オズは人狼であり人と狼の心臓を二つ持ち合わせていた。
どくどくと脈打つ心臓が停止していくのを感じていたが、もうひとつの心臓が鼓動をはやめたことにより生命を維持していた。
「そそりたつ・・・感じますよあなたの研ぎ澄まされた殺意と愛ッ‼」
「気持ちの悪い奴め・・・二度しね」
刀を抜きもう一度突き刺す。
「はいってくるッあなたの愛を‼感じますよ‼熱く煮えたぎるように脈打つ私の何がッ‼」
オズは毛並みを逆立たせながら勃起した何をにぎりしめた。
「はぁ・・・はぁ・・・あいぃぃ」
「何故しなんのだ」
「愛ゆえにですよぉおおおおおおおおおおおお」
下弦を片手でにぎりしめ、もう一方の手で何を握りしめる。
木がくだけちるようにへし折れた下弦の分身が塵となる。
「ハッ私は何をしていたのでしょうかッ!」
果てると同時にオズは下弦を撃退する事に成功したが、狼の姿から人の姿へと戻り傷口から血液が零れ落ちる。
「愛・・・儚く尊い物・・・下弦・・・どこへいってしまわれたのか・・・」
虚無感が唐突にオズを襲い、途方に暮れながらもズボンのポケットの中に入れていた治癒スクロールを発動させ傷口を塞ぐ。
「仕方ありませんねぇ・・・情報を早く雪姫殿に届けなければ」
呟き、雪姫達の元へと向かった。
翌日、オズは雪姫とアイリに情報を伝達し終えると下弦を探すべく特殊部隊を編成し、討伐へとむかった。
その特殊部隊にはアイリ達も含まれており下弦討伐の任務を受領したアイリは準備を整えることにした。
鍛冶士のジャックの元へ与作とゴブリベンジャーをもっていきルーンを刻みこんでもらった。
与作には炎、ゴブリベンジャーには氷を。
「ツインエッジやかっこええ!!」
中二病感をくすぐらせるオーラをまとった二本の刀。
雪姫はジャックにバグナウを作ってもらい、爆炎のルーンが刻まれている。殴ると対象に爆発の文様が刻まれ爆発する。
ブーツの底にも爆炎のルーンを刻んでもらい任意に爆発を起こし攻撃にも移動にもつかえるように改良してもらった。
「100金貨かかるけど今回はただでええ・・・御上の頼みじゃけえの」
下弦の情報を集めるべくマドンナのいる酒場へとむかった。噂では月が経営しているとされている。




