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氷河期がきたのでニート脱却してスチームパンクな異世界で成功者になりたいです!放浪日記  作者: GoodSunGGgaming


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拷問-Feather-

シャルロットへの尋問が始まった。


「クプププ・・・我々がどの程度の組織かご理解できていないようざんすね」


雪姫裁判長とともに尋問管の関根が笑みをこぼす。


「あなたがどうであれ我々は国家であることを忘れていないかしら」


「クプププ・・・ですから国を裏で操る月を御存じではないざんすか」


関根の顔色が悪くなっていくのが分かった。対して雪姫は厳しい顔つきになった。


「月だったらどうというのですか。狩場での横暴は調べがついています、正義にのっとり処罰するまで」


「雪姫殿のおっしゃるとおり、ここは厳しく追及するべきです」


「クプァわかっていないざんすね。こんな下手うってしまったわたすを放置しておくわけないざんす」


そういうとシャルロットの顔が紫色に変化し、泡をぷくぷくと吹きながらたおれこんでしまった。


足元からは警戒色をもったわけではなく、ただただどす黒いサソリがこぼれおちた。


暗殺蟲の一種でデススコーピオンと呼ばれる飼いならすのが難しい毒蟲でレベルも高く、すぐに岩を砂にかえて逃げ去ってしまうため痕跡も残し辛い。


「デススコーピオンを飼いならすとはやはり月、ただものではなかったようですね」


「それに毒の成分のおかげでヒールしてもまた死んでしまうだけなのよね。解毒は不可能だし」


アイリはそそっとかけよりサバイバル動画でみた応急処置を施し、ラムゥトも部族に伝わる秘術雷解で毒の成分を分解し始める。


するとシャルロットの顔色が通常時と同じに戻っていく。


「クププププァ・・・助かったざんす」


驚く雪姫と関根に対しアイリとラムゥトは良かったと二人で喜んだ。


狩場を争ったとはいえ他人が死ぬのは不快だったのだ。単純に正義心が強い二人だった。


「助かったのを喜ぶのは早いわね。今からあなたへの尋問がはじまるというのですから」


「えぇ、準備できておりますよ。私特製の拷問器具吐かせる君がね」


鳥の羽が何本も内側に向けて刺されておりスチームの上下運動によって自動で羽根が内部の標的をくすぐる仕組みになっている。


「クププ・・・えらく可愛い拷問器具ざんすねぇ・・・くププぷぷぷぷぷハハハハハハ」


効果は抜群のようでくすぐりたおして泡を吹き始めている。


「ハァハァ」


「クププ・・・まだまだざんす・・・ハァハァハハハハハハハハハ」


文字通り体が捥げそうになるほど歪んでいた。


アイリとラムゥトは若干引きながらも雪姫の楽しみっぷりをみていた。ぼっさんとユイは家でお留守番である。


関根はさらに羽の動きを速めるとシャルロットが降参の合図をだしたため止めた。


拷問は終わりの様で二人はほっと胸をなでおろした。




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ESN大賞 SF 異世界転移 ハイファンタジー
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