奴隷-Fool-
行方不明者探索のクエストは難度を極めた。
アイリ達は生産区域にて情報収集を行うことにした。
テンプル騎士団が経営するマドンナの店にきていた。
「ゆくえふめいにゃ~?しらんにゃ~」
マタタビをかぎながらよっぱらうマドンナ。
「そういえばハーデスの所のコマ使い達が最近みかけなくなっちまったにゃ」
ホークアイは鋭い目つきで話を続ける。
「月が関係してるかもしれないにゃ」
アイリは月に関する情報をホークアイとマドンナから収集した。
「奴隷商人を紹介してもらえないでしょうか」
マドンナにアイリは頼みごとをすると20金貨程を懐から出して渡した。
「そうにゃ・・・月のメンバーらしき人物の情報があるにゃ」
そういうと奴隷商のモブトを紹介してくれた。
「どうも、モブトでヅ」
アッパーで粘膜を刺激されすぎたせいか鼻水を垂らしながら店先に立つ奴隷商の店主モブトだ。
皮膚はトードになりかけており、鼻提灯をつくっている。
「へっへえわざわざおいでなすってもうしわけないでやんす」
「お探しの商品はありましたでしょうか?」
てをこまねきながら店主はアッパーを啜った。
「ひぃいぃいいはぁあぁぁきくぅぅうううううっっしシッ失礼しました」
アイリは下衆なものをみつめる視線で蔑んだが店主は気にも留めず話を続ける。
「最近はいったばかりの奴隷といえばA棟の10人になりますがご覧になられましゅかズピ」
鼻水をすするとA棟へと案内を始めた。
「A棟の奴隷は主に亜人で構成されており屈強な者もおれば貧弱な身なりの者もおります」
「フーハハハ!これぞカオス!ダークプリーストの禁忌ともいえる隷属の呪文をつかう時がくるとわ」
亜人種オークにリザードマン、猫人族様々な奴隷が整列した。
「フリイイイイイイイイイイイイイイイダム」
テツオは突然叫び出すとフリーダムを詠唱した。
それぞれの奴隷刻印が反応し、消滅していった。
「あ・・・ありがてぇえええええ!!!!」
ハーデスのコマ使いの亜人トムソンが解放された。
「さがしていたのはこの人です」
クエストにかかれていた特徴に合致しているリザードマンだった。
「トムソンさんですね・・・話を伺っても?」
アイリはトムソンにやさしく話しかけるとポーションをあたえた。
「交渉成立ですなッブシュ!クシュン!」
いい値で買い取ることとなった10金貨の支払いだ。
「カアアアアアきんっきんにひえてやがるっっ!」
「どっかでみたことあるなー」
アイリは動画鑑賞していた時の事を思い出していた。
ポーションをがぶがぶとのみこむとトムソンはお礼をいった。




