準備-Ready-
門を開けることにきめた。
門は魔石で出来ており固く閉ざされている。
魔力を流す側溝が扉の下部に見受けられた。
アイリ達はその下部に魔力をそそぎこむのに曰く付きのジョウロをラムゥトのコアからとりだして使った。
水が道を辿るように魔力が線にそって流れ出すと魔力に呼応して扉がゆっくりと動き出した。
転移がはじまり、ゲートが開かれその先には東京タワーが現れた。
そうすると、東京タワーの真下に転移の門が出現しそこには一面の雪景色が広がっていた。
積雪は数メートルあるだろうかダンジョンのように道が枝分かれしている。
「これはたまげたなぁ」
東京雪樹海コンクリートジャングルはダンジョンと化していた。
「あそこに人がいるわ!」
人影らしきものがみえたがどこかへ消えてしまった。
「まずは拠点を作ろう。大工房につぐ新しい発見だ!」
博士は急いで元いた場所へと戻った。
資材の搬入から拠点の制作にむけて着々と準備が進む。
王国では深淵の門が開いたと騒ぎになっていた。
「大変ですぞ~深淵の門がひらいたとの噂本当ですか?」
そういったのは博士の霧生助手だ。
「本当じゃ!いますぐ準備せい!」
「かしこかしこかしこまりー!」
霧生助手はすらりと長い脚を組みかわすとハイヒールで床をノックし、それを合図に小型収納魔動機が起動すると床内部から工具が飛び出してきた。
「準備はOK?」
そういうと大型のバッグを背負い込み準備はととのったかと問うてきた。
「ほっほう頼もしいのう」
「ではいくぞい!」
拠点にむけて馬車集団が動き出した。




