狩猟-Hunter-
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魔法学園が存在する都市は研究が活発に行われている事から研究都市とよばれている。
研究都市では様々な実験をおこない失敗と成功を繰り返していた。
スチームと魔力の混合幻想魔法もその一環から産み出された物だ。
水蒸気間の燃料を破邪の玉で代替することで永久的に活動し、また小型化が可能となった。
スチームで駆動するスチームバイクが開発されたのは破邪の玉のおかげともいえた。
「ひゃっは~早いぜ!汚物は消毒だぁ~」
世紀末ごっこをするアイリ。
「今回の授業はスチームバイクをつかった狩猟です」
「ひゃっはーそっちにいったぞ!」
ハニートードの狩猟を開始すると、遊び感覚で得物を追いかけはじめたアイリ。
「ゲロゲロ」
ハニートードは皮膚に甘い蜜を分泌する蛙型の魔物で食材と錬金の材料としても重宝されている。
アッパーの材料としても使うので国が学園の授業もかねて採取させているのだ。
「げろげろやでぇ~こんなんつこてる薬つかうとかぞっとしないな」
「主よ裏にまわりましたぞ」
「あいあいさ~~」
ハニートードを30匹捕獲することで授業は終了した。
「素晴らしい成果ですね」
そういって現れたのはアッパー事業を統括している下弦だ。
「これでアッパー製造も捗るというものです」
「国が薬を売ってるのは良くないと思います」
単刀直入に意見したのはアイリだった。
「いろいろとあるのですよ。心の弱い人間には糧となる物が必要なのです」
下弦の側には一糸乱れぬ隊列を組んだ兵隊たちがいる。
「やめろっていっとるんじゃけどなぁ」
剣に手をかけようとしたその瞬間
「これ以上の狼藉はたとえ雪姫殿のご友人とて容赦せん」
「主よ落ち着かれよ」
険悪なムードの中テツオはダークプリーストの印を結んでいた。
「我がダークヒーリングで全て癒してしんぜよう」
「ヒイイイイイイイイイイリング」
暗黒の光がアイリ達をつつみこむ。
「癒えていくクッ」
「これはなんだ・・・っくいえていくっ」
下弦は黒歴史がいえていくのを実感していた。
「特別な力をもっているようだな」
感心すると下弦はパーティーに招待するといいだした。
「王の傷もいえるやもしれぬ」
「薬のことはどうな――」
ラムゥトがさえぎった。
「喜んでうけいれましょう」
アイリは不貞腐れながらバイクをふかすと王国のほうへとむかっていった。




