研究-Labo-
「ようこそ我ラボへ冒険者のかたがた」
どややーと自分で開発した兵器をみせびらかす博士。
「こちらはスチームの力で排出するポンプガン!」
魔力とスチームの配合によって高出力で筒から弾丸を飛ばす兵器だ。
「なななんと破邪の玉によって高出力小型化に成功したのじゃ!」
戦車からハンドガン、ショットガンなどがある。
「これによって魔力のつかえぬ人族でも運用が可能となった高出力兵器じゃ」
「自警団が強化されたことによって魔族からの侵攻もふせげるぞい」
「度重なる侵攻によって国土はせばまるいっぽうじゃった」
「がっしかし!これで我王国も安泰じゃ」
二人の博士はこれみよがしに兵器をみせびらかしながら語った。
自警団のコバルト大佐がうむと頷いている。
^発砲許可をいただきたいのですがよろしいですか!」
アイリがスチームポンプガンの発砲許可を得た。
「ひゃっはー!汚物は消毒だぁ!」
射撃演習場の標的にむかって乱射しまくるアイリ。
魔力をスチームで噴射する魔力放射器で標的を焼き尽くす。
「ひゃっほーい!」
「こんだけはしゃいでくれると作ったかいがあるってもんじゃわい」
二人の博士と乱舞した。
「かしだしを許可するぞい」
「それはありがたい申しで」
二人とぼっさんはラッキーだと喜んだ。
雪姫がギルドから連絡があったとかけつけた。
「お三方、また今度は魔族侵攻の阻止がきております」
「稼ぎ時じゃいひゃっほい!」
三人は雪姫とホークアイをつれて魔族侵攻阻止のクエストにでかけることとした。
「博士さんきゅー」
雪姫の案内で王国最北端の街モスクベルクに到着した。
モスクベルクは行商人がおおく往来する商業都市だ。物価が三倍近くやすく仕入れに訪れる人もおおい。
「まずは宿をとりましょう」
ホークアイが任せるにゃとかけずってまわり見つけてくれた安宿へと泊まることになった。
「けっ獣人と同じ宿になんかとまれっかよ」
悪態をついてでていったのは行商人のマルクだ。
亜人差別は根強く王国の隅へいけばいくほどつよまっていった。
「しょんぼりですにゃ」
「気にすることないよあんなおやじ」
アイリと雪姫はホークアイをなぐさめた。
「亜人に対する差別が最近ひどいにゃ」
度がすぎるほどの事はなかったが目にみえて迫害されているのがわかった。
どうやら魔族に似た容姿の種族がいるらしくそのせいで人族から嫌悪されているそうだ。
「魔族をけちらしてうさばらししましょう!」
大群を率いてあらわれるわずか1時間まえの出来事であった。
「モスクベルク陥落の危機に陥るとは・・・」




