迷宮-What-
「一攫千金ぞ!!」
「せやでーここでしこたま稼ぐんや!」
ノリノリのぼっさんとアイリはラムゥトの言葉も聞かずはしゃぎたおしていた。
「みたことあるな!ダンジョンで稼いでヌクヌクウッホホイ!するっていう小説!」
アイリはニート時代に読んだ小説を思い出してワクワクしていた。
「そうとなれば話は簡単よ!私にまかせなさい!」
「冒険者をはばむようにあらわれるトラップ!トラップ!の連続で困難のはてにモンスターを討伐して宝箱から豪華賞品をゲット!」
「なるほど、そういうながれなんやな!」
現実は違った。
「おもってたんちゃうーーーーーーーーーーー」
一本道の洞窟ダンジョンで、罠など存在せずただただ石が転がっていた。
「わいらはなにをしにきたんや!」
「調査よ!」
冒険ではなく調査であった。
「仕事感強ない‼?」
冒険ではなく現地の調査をするだけと確かに言われていた。
「言葉のマジック!」
やってられるかと投げ出そうとしたとき宝物庫の扉が突如目の前にあらわれた。
「じーーざすファッキン!」
宝物庫の扉をおそるおそる開くとそこには大量の白金貨とプラチナ防具の山があった。
「アーメンはれるやー!」
使い方を理解していない単語をならべるとお宝の山へとダイブした。
「おほーこれがお宝の触感かたまらんのう!わしどうにかなっちゃいそうぅー」
「ぼっさん最高やでー冒険やんこんなんいっつアドベンチャー」
求めていた冒険とは離れているがこれはこれでありであった。




