解放-Soul-
ぼっさん=思念体と鎧 クーフリン ← NEW
アイリ=主人公
ラムゥト=雷神
あらすじ
氷河期がきたので引きこもった。
氷河期終わったので外でてみたら異世界拉致られた。
騎士と戦ってたら魔物がきた。
魔物は自警団に討伐されかけて逃げた。
地下の大工房がヤバイ。
教会からのクエストを受けて、地下の大工房へと調査に向かった。
ラムゥトは金剛石を通して視界を確保することで視界内の物を分析する能力を手に入れた。
アイリはラムゥトから聞きかじった魔力の元となる魔素について研究する事にした。
魔素とは大気中に漂う魔力の破片の様な物で小さすぎて目では捉えられないとされている。
魔素を分析していくと属性と魔力の結晶が細かくミクロ化された物であると判明した。
アイリは試験管のコルクを抜き、水路の人一倍輝く苔を採取して保存した。
ラムゥトはアイリの研究を補助するべく、コアに格納していた素材で料理を始めた。
水路には”カラハナ草”が持棲していたため、”電撃”の魔法をラムゥトは放った。
カラハナ草は通常場所を問わず棲息するが、カラハナ草には虫喰いの跡があった。水路には爬虫類の魔獣がいると考えられたため、安全策として行ったのだが、副産物として魚が数匹とれた。
アイリはここぞとばかりに動画で仕入れた知識をひけらかしていく。
「ラムゥトさん!その葉っぱはアレチウリという野草です!」
ラムゥトはアイリの博識さに驚いたが、ぼっさんは空気が読めた。
「流石アイリ殿!素晴らしい見識をお持ちだ!」
ラムゥトはアレチウリを水路に流す。
「なんでぞー!!」
アイリは怒涛の如くツッコミをいれるがラムゥトとぼっさんは”アレチウリ”がどこに流れ着くかで賭けを始めた。
「わしは工房の滝つぼで留まるにオリハルコンを二つ!」
「んんむ、途中で動植物が食べるに金貨三枚!」
蚊帳の外のアイリはこう言った。
「この指輪を賭ける!」
「なんですとー!!!」
”金色の指輪”を賭けるといったアイリにラムゥトは激怒した。
アイリは意地を張らず「御免なさい」と言った。
ラムゥトも度が過ぎたと謝ると、賭けは無かった事にしましょうと行く末を見守る事にした。しかし、ラムゥトは激怒した際に雷を発してしまい水路に電流が放たれた。
「魚やらワニっぽいのやらいっぱい・・・」
クエストは大工房の調査であったため、ここで引き返してもよかったのだが、どうも進むにつれて魔力の濃度が高まっていく事に気付いた。
ラムゥトは魔獣の残骸をコアへと収納していく。
そのうちに、ゴブリンの足跡を発見したラムゥトはしげみに、冒険者の残留物を発見した。
”サファイアのネックレス”金のチェーンで繋がれた、六カラットはある代物で装飾が施されており、特に能力等はないようなので、遺失物としてラムゥトは管理した。
ゴブリンの足跡を追い続けていくと人骨の様な物が散見された小部屋をみつけた。
ラムゥトは小部屋に入る前に声をかけた。
「だれかいるかー」
声の後を追うようにラムゥトの声が木霊する。
暗闇にあるいくつかの眼光がラムゥトの呼びかけに視線で答えた、
ラムゥトは木の枝を取り出し雷の魔法で火を灯すと、小部屋にそれを投げ入れた。
映し出されたのは監禁されたオークの鍛冶士達であった。
「すまねぇ、この鎖を切ってはくれんか」
ラムゥトとぼっさんは拳で鎖を打ち砕き、鍛冶士を解放した。
鍛冶士の皮膚を見てみると水泡がいくつかできており、地上で発生したガスが地下に吸収されていったことが見て取れる。
「腕の感覚がもうなくての・・・」
ラムゥトは事前に合成しておいた薬剤のアンプルをオークへと注入した。
「痛むが我慢されよ」
「ありがたやぁ・・・」
アイリが気付いた時には時すでに時間切れであった。
オークはみるみる内に腕の感覚を取り戻し、もとの強さよりも更に強くなったと喜びを伝えてきた。
「私の名前はクーフリンと申します」
防具を作る事だけに特化した鍛冶士であると名乗ると、ラムゥトへの忠誠を誓った。
「わしもおるんやけどなぁ・・・」
クーフリンはぼっさんに礼を述べてから事のあらましを話始めた。
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