えぴろーぐ2
日本側の視点です。>主にヤマダ視点。
アメリカ西海岸沖に到着した真連合艦隊は多数の艨艟を従え、西海岸を我々は荒らし回ってた。
敵も我が国を滅ぼす気でアノ艦隊で攻めて来たのだ。
宣戦布告もナシにね。
なので我々も敵を壊滅させても無問題よ。
「西郷大統領、如何ですか?大和での船旅は?」
「まさに大船やっどな!まっこてごったましい船じゃ。」
「前世でも世界最大の戦艦でした。使い道が無くなり最後は特攻作戦寸前でしたが。」
「勿体いねどな?陸海軍がケンカをすってバカらしかど!」
「世界でも稀な仲違いですよ。貧乏な日本なのに陸海軍で別途に軍用機を開発したり、
兵器の融通も利かない国でした。
オマケに作戦目標がバラバラで、陸軍は大陸、海軍は欧米と・・。」
「・・・絶句じゃのぉ・・。」
西郷と語り合いながらも大和はLA、SFと西海岸をガンガン撃つ!
三式弾なので被害も甚大。
火災で炎上するアメリカ本土は前世で荒らし回ったアレよりも惨いかも?
まあ敵には情けを賭けないが我々の心情。
そしてようやく乗りこなせる様になった空母艦載機部隊が出撃。
もちろんヤマダ工廠ポチっとな提供ですよ。
航空機生産は完成部品を元にコピー生産で模索させてますが、
当分は自分が提供ですね。
さすがに10~20年では航空機を作るのは難しいです。
さて、戦闘爆撃機は前世でも馴染みの烈風です。アレを60年以上前で採用。
パイロットはサムライ出身者です。
さすがに教養の高いサムライは0からでもしっかりと覚えてくれます。
予科練や海軍兵学校出身者並みに素晴らしい人材ですね。
機械に全く触れた事も無かったのに、数年でしっかりと乗りこなしてくれました。
霞ヶ浦や鹿児島の鹿屋に練習航空隊基地を設置し、零式練習戦闘機で訓練。
無敵艦隊の乗員には零観パイロットも多数残ってたので教官になって貰い、
明治の空を征服してもらいました。
彼等の乗る烈風は抵抗も全く無い蒼空を征服。
北米大陸を暴れ回ります。
そしてホワイトハウスを始め、内陸部、東海岸の基地を徹底的に破壊。
ホワイトハウスの攻撃は最後にしたのだ。>白旗上げる前には経戦能力を喪失させたかったのよ。
ホワイトハウスを猛爆撃したら数分で国旗を下ろし白旗を上げたとか?
>動画を撮影してて見せて貰いました。
航空機を鳥以外で見た事もないライト兄弟と言う若者は・・
「アレだ!アレこそが自分等の目指すひこうきだ!」と、騒いだとか?
飛行機で大事なのは技術、経験、そして支援ですがね。
金持ちでも中々戦闘機を所有出来ないのは、飛行機と言う乗り物が、個人で使うにはハードルが高すぎるのもあります。
置いておくだけでもお金かかるなんて、罰ゲームと同じ。
都心部で車を持つより辛いですよ。
さて敵さんが無条件降伏を飲んだそうで。
さすがに鉄砲の弾も手持ちのみ。軍艦壊滅、基地、工場壊滅となればさすがのアメさんも真っ青です。
アメさんの新大統領・・・えっと・・。
グロバー・クリーブランドさんですね。
前世のトルーマンさん以上に大慌てでしょう。
何せ抵抗の術が皆無。工場潰したので補充も不可能。
後の時代のジャイアン国家の牙を徹底的に裸にしてしまいうのが今回の趣旨。
ソ連はまだ後で構いませんが、アメさんは今しか無いです。
「西郷大統領、アメさんが降伏して来ましたよ。」
「おお、さすがやな?強大な軍艦と戦闘機の攻撃に参ったとやろ?」
「戦艦、航空機の攻撃は未知の世界ですからね!」
ゲラゲラ笑いながら敵さんの使節団がロスに着くのを気長に待つ事にしたのだ。
廃墟となったロスにて・・。
次回決着です。




