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(閑話)合衆国ホワイトハウスにて・・。

閑話です。

私の名はフランクリン・デラノ・ルーズベルト、偉大なる合衆国第32代大統領だ!


憎きジャップを追い詰め、イオージマに星条旗を掲げ、

サイパンから飛来するB29をエスコート出来るP51も配備出来るようになった。


オキナワも大艦隊で包囲し、遅くても2か月あれば占領可能だろう。


>さすがに大きな島だけあり抵抗もあると感じてた。


だが・・・。


「大統領!!大変です。」


補佐官が真っ青な顔をして執務室に飛び込んで来たのだ。

騒々しい。。


「何だね?」


機嫌悪そうに入室を許可すると・・。


「第58・・任務部隊が・・・。」


「ど・・どうしたのだ??」


「壊滅した模様です。」


ハ??約1000機近くの艦載機と数えるのもアホらしい程の大艦隊だぞ?

原爆でも投下(まだ機密だが・・。)しないと、アレだけの艦隊を潰すなんて不可能。

自分でも敵にアレが来たら降伏しか手段は無いと断言する!


地球上最強の艦隊と呼んでもおかしく無い艦隊だぞ!!


「ウソだろ?ジャップにそんな戦力が残されてる訳が・・。」


「事実です。スプールアンス提督も戦死した模様です。通信も完全に途絶しました。」


真っ青な顔で報告する書記官。。


事実なのだろう。

だが私の心は何故か受け入れられず・・。


く・・・苦しぃ・・・・。


胸が痛くなり、私の意識が暗転し・・。


「だ・・・・大統領!!!」


嗚呼・・騒がしい・・。

私の視界は暗転し真っ暗だ・・。


もうナニも・・・考えら・・れ・・ない・・。


フランクリン・デラノ・ルーズベルト第32代大統領。歴史より5日早く世を去る。


後を継いだ第33代大統領、ハリー・S・トルーマンは急遽引き継ぎをし、

合衆国大統領の宣言を世界に行う・・が・・・・。


「はぁ???(*´Д`)」


何と太平洋方面艦隊が壊滅!!

沖縄に攻め入ってた攻略部隊も艦隊の壊滅を目撃して白旗を上げて降伏!


B29が急遽、オキナワに向けて出撃したが、すぐに音信不通・・。


どうなってるのだ???


前職は遊んでいたの??


確か、ヤマトとか言う戦艦が突入したと言う話は聞いたが、まさかたかが戦艦一隻如きに??


トルーマンはさっぱり理解出来ず、書記官や秘書に情報収集を頼み、考えを纏める事にした。


前職大統領が急死なので、引き継ぎも出来ず、何もかもが手探りなのだよ。


ルーズベルトさん、もう少し頑張ってから逝って欲しかったな!


トルーマン新大統領の苦難の序章だった。


その後に地獄に比べればまだまだだったと後に述懐したそうで。



少しだけ早くルーズベルトさんアポン!('ω')ノ

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