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183.Dreaming Dreamers

本文はめちゃめちゃ短いんだけど話として分離したかったので隔離

そして短いので同時更新


 ――声が聞こえる。



「――ここ、■■の世■って訳■」



 虹色の空間。周囲を漂う大小様々な虹色の岩。

 遥か彼方に眩く輝く光の球は、さながら太陽の如く輝き、虹色の空間を照らし出す。

 声が、聞こえる。



「そ■ね。■悔なんてのがあ■とすれば、たっ■一つだけ。私の■で、■が■を■■なかった■位か■ら」



 女性の声が、聞こえる。

 声の主は若く、その声には余り抑揚が感じられない。

 冷静と言うべきか、淡白と言うべきか。

 そんな女性の声が、聞こえる。



「■の■がどんな■■■っ■、どんな風に未■■■きていくのか。それをこ■■で見れないっ■■。それだけが、残念■■■ないわ」



 その声にはノイズが走り、言葉が欠落してしまっている。

 彼女の心中を表したであろう言葉は、雑音に紛れて聞き取れない。



「もしそれが叶う■■■らば、■は……■■■と一緒の世■■■きたい。同じ場所で、同じ■■■怒っ■■、悲しんだり。笑っ■■■たい。それが出来■■■なら、ね」



 自嘲気味に、そんな事が出来る訳が無いと言いたげに吐いて捨てる。

 女性の心中を吐露した後、大気が揺らぐ。

 彼方の光が脈動する。

 ――声が聞こえる。



「――その願いは、必ず叶う」



 男とも女性とも判断の付かぬ、先程の女性の声とは全く別人の声。

 


「全ての物語、全ての夢。それを紡ぎ――」



 ――世界が、光に飲まれる。

 言葉は光に呑まれ、世界が白に包まれていく。


 その果てに残るのは、一切の音が無い静寂の空間。

 この二つの声の正体を知る者は、この地には存在しなかった。

折角なのでメインキャラのその後のまとめとミラが持ち込んだアイテムの説明



ルーク:元貴族という生まれに加え、人望も厚い。

民の声もあり、ミラがこの地を去った後、ロンバルディア独立に向けての旗頭として祭り上げられる。

ファーレンハイトとの戦いを経て、見事独立を勝ち取る。

ロンバルディア共和国建立の立役者として、就任期間こそ歳故に短かったが、初代大統領としてその座に収まった。

約70年という激動の生涯を経て、その一生を終えた。

伴侶は得ていたようだが、子供には恵まれなかったようである。


リュカ:半人半魔である屈強な肉体を持っていたが、妙に手先が器用であった為、ミラの残した時計という技術を極めて行った。

何時しか弟子も増えていき、技術を伝え、その弟子達が見事な時計を作る都度、師匠であるリュカの名は世界へと広がっていく。

気付けば世界一の時計職人とまで謳われるようになっていた。

約240歳にて息を引き取る。

独身ではあったが、子供のように接していた弟子達がいたので、彼等がリュカの子供だと言えなくも無い。

彼の作った時計は非常に精巧かつ頑強で、数百年経った今でも簡単な部品交換のみでほぼ製造当時そのままの姿を保っている物が多い。


ルナール:ロンバルディア独立戦争にてその戦闘能力を遺憾なく発揮し、その戦果を認められてロンバルディア共和国国防軍の将軍としての地位を勝ち取る。

生涯常にリサに振り回されており、縁談も何度かあったものの実る事無く。

約300年の生涯を独身で終える。


リサ:ミラから教わった爆発物の魅力に目覚めてから、魔法と科学の両側面からの視点を持ちつつ、更なる破壊力を生み出そうと身を粉にして研究を重ねる。

彼女の生み出した様々な爆薬や魔法の技術は後世にも伝わり、争いの道具にされる事もあるが、岩肌を吹き飛ばし線路を延ばすという土建面での活躍も果たすようになる。

地形を変える程の破壊力を生み出せるようになったが、彼女の研究が笑顔を生むか涙を生むかは、後世の人々の使い方次第であろう。

約300年、ルナールがこの世を去るとまるでそれに続くかのようにその生涯を終えた。彼女もまたルナール同様、独身であった。


リューテシア:ミラと最も長く行動を共にし、ミラの知識を一番色濃く受け継いだ結果、魔法と科学を融合させた魔法科学技術を多数生み出す。

結果、その生み出した数々の功績は世界を大きく変革する事になる。

ミラの望む、世界の生活水準を大きく引き揚げる事に成功したのだ。

ロンバルディアの地に数百年程滞在し、その技術を伝播させた後、何処へと去っていく。

その消息を知る者はいない。

噂では、ファーレンハイトにてその姿を見掛けたというが……?


ミラ:リューテシア達と別れ、遥か未来へと時間跳躍によってその姿を消した。

彼女の残した技術はロンバルディアの地に根付き、世界へと波及していった。

遠い未来の地で、彼女はファーレンハイトの地に根ざし、同居人と共に気ままな暮らしを送っているようだ。


――そして、彼女の前に現れる。

いくつもの交錯する人々の思い、運命の出会い。

それらの後押しを受け、彼女は目を背けていた自らの過去と対峙する事になる。


ものぐさスイッチ:

高名にして怠惰なる建国の祖である魔法科学者、ミラが生み出したものぐさなスイッチ。形状はスマートフォン。

事前に入力しておいた自分の行動をタッチ一つで起動出来る。

音声認識にも対応しており、自分の声一つで操作も可能。

電灯のヒモを引っ張ったり、ボタンを押したり。

自分の力で出来る範囲の事象しか起こせないので破壊力や殺傷性は無いに等しいが、恐ろしい程の汎用性を秘めた道具。

これ自体は物品の出し入れと微力な操作しか出来ないという点が精神汚染の影響を低い物に留めている原因である。

自分の物を時空を司ると言われている「時」の力の応用により、亜空間へとしまう事も出来る。

重量的質量的限界はあるのかもしれないが、少なくとも主人公が出し入れする物で困った事は無い。

稼動に必要な魔力も、周囲から勝手に蒐集して稼動するのでバッテリー充電も不要。

本編ではそういう使い方をしなかったが、実は無機物しか収納出来ないというのは微妙に間違っている。

正確には「知的生物の持つ魂を収納出来ない」が正しい。

これの出し入れは穴のような空間を通って行っており、その穴を通行出来るのであらば生命も収納可能なのだ。

但し人間の魂は通行出来ず、無理矢理通せば押し出されたところてんの如くみるも無残な形になり、結果死亡してしまう。

魂の大きくない、虫や動物程度であらば収納可能である。


ミラ本人のみ、奪われる心配が無い。

何故なら、「アポート」の一声で自らの手元に戻ってくるからだ。

また、ミラ本人は気付いていないが彼女はこれの100%の実力を引き出せていない。

それは彼女が基本的に根っこが「良い子」であるのが原因である。


汎用人型強化外装 フレイヤ:

・カラーリングは白を基調としてアクセントで赤が入っている

・ヘッドギア装着方式、脳波を拾って動作する

・本体及び装甲はオリハルコンとミスリルを組み合わせて作られている

・視野はほぼ360度(全天周囲モニター)であり、天井から壁面、床といった座席以外のほぼ全てがモニター化されているので非常に視野は良好

・単身で飛行も可能だが、エネルギー消耗が非常に激しく、スラスターも過熱するのであまり長くは飛べない。精々数時間程度

・兵装はバッテリー消費による万因粒子操作での能力使用、及び実弾兵器として超電磁加速砲(レールガン)を所持

・万因粒子循環圧縮式光学剣・フラガラッハを搭載。抜剣時に万因粒子を消費し、循環式なので納刀すると万因粒子量が元に戻る、なので本当の意味で消耗するのは刃が折れた時である

・万因粒子式炸裂装甲・イージスヴェールを搭載。機体を覆うように万因粒子を展開し、被弾時に万因粒子を炸裂させる事で機体へのダメージをシャットアウトする。粒子の消費量を無視すれば、基本的に万因粒子が尽きぬ限り中級魔法以下に対しては無敵と言える堅牢な防御力を誇る

・機動術式ゲイルスラスターを搭載、スペック上の移動速度は実に時速300キロを軽く超える

魂魄簒奪(ソウルローバー)術式を搭載、これにより、戦闘中に敵を殺害する事でその魂を吸収し、エネルギーへと転用出来るようになった。術式は機体背面の可変翼に刻まれており、この翼状のアタッチメントから魔力、即ち魂を吸収する

・凶悪なバッテリー消費をしてしまうが、切り札として限定(リミテッド)身体加速(アクセラレーション)を搭載(ぶっちゃけト○ンザム)


原子結離炉:

なんかかみさまめざしてすごいちからいーっぱいくみあわせてつくったみたいだよ!

せつめーぶんにこんごのねたばれようそがあるみたいだからまだくわしくかけないんだって!

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