1年間の日本、京都でインターンとして働いてることです!
私は、インドネシアのスラバヤにある 17アグストゥス1945大学の文化学部、日本文学科に在学中のタスヤ・カルティカ・プトリと申します。
自己紹介
私は、インドネシアのスラバヤにある 17アグストゥス1945大学の文化学部、日本文学科に在学中のタスヤ・カルティカ・プトリと申します。
在学中、私は日本でのインターンシップに参加する機会を得ることができました。インターンシップ先は、京都を拠点とする株式会社レアルです。
このインターンシップは、京都に1年間滞在しながら実施される契約となっており、貴重な経験を積むことができると期待しています。
株式会社レアルについての背景
株式会社レアルは、京都に本社を置く不動産および宿泊施設運営の専門企業です。特に、京町家と呼ばれる京都特有の伝統的な木造住宅を活かした宿泊施設の運営に注力しています。
同社は、これまでに300件以上の不動産取引に関与しており、多くの京町家を改装して宿泊施設へと再生してきました。
代表的なプロジェクトの一つが「Rinn Premium」であり、これは本物の京町家を高級宿泊施設へと改装したものです。このプロジェクトは三田証券との共同事業で、「京町家第3匿名組合」を通じて物件を取得・再生しました。
「Rinn Premium」では、元の梁や竹小舞壁などの伝統建築要素を残しつつ、床暖房や檜風呂、IoT機器など最新の設備を導入し、快適な宿泊体験を提供しています。
また、株式会社レアルは、空き家や投資物件の所有者に対して、宿泊施設への転用を支援するコンサルティングおよび運営管理サービスも提供しています。これには収支計画、デザイン、外国語対応のカスタマーサービスなどが含まれます。このように、株式会社レアルは文化遺産の保全と現代的な利便性の両立を目指し、京都の町並みと観光産業の未来に貢献しています。
インターンシップについて
よく日本語でコミュニケーションを取ることによって、話す力が上達してきたと感じています。読む力はまだ不十分ですが、毎日の仕事で使われる単語や漢字を読めるように努力しています。
ホテルでの接客マナーについても学んでおり、宿泊客に対する対応の仕方を身につけています。その中で、外国語、特に日本語と英語の重要性を実感しました。誤解や伝達ミスがクレームにつながる可能性があるからです。
また、日本人の働き方や仕事に対する姿勢も学びました。日本の職場では規律や時間厳守が非常に重視されており、将来の自分の成長にとって大変良い経験になっていると感じています。仕事だけじゃなくて、京都やその周辺のいろいろな観光地にも行くことができました。京都は本当に伝統的な雰囲気が残っていて、特に祇園エリアはすごく印象的でした。お寺や神社もとても本格的で、「だから観光客がこんなに多いんだな」と納得しました。こういう経験を通して、仕事以外の日本語や文化もたくさん学べたと思います。
本記事は、私の指導教員である
エンダン・プルボワティ先生 (Dra. Endang Poerbowati, M. Pd)
ルルク・ウルファ・ハサナ先生 (Luluk Ulfa Hasanah, S. S., M. Hum)
のご支援を受けております。