【暴言注意】長い長い回想シーンは超人気作品だけの特権
暴言・放言注意!
作品で時たま見られる、自分の苦手な表現法について、ただ個人の所感として愚痴るだけの内容です!
内容が無いような内容です!
読む方が不快になるような事も書いていると判断できます!
なので、今回のは本当にしょーもない愚痴の類と言う事で、感想欄は閉じさせて頂いております。
それでも読まれるのでしたら、いつでもブラウザバックが出来るよう、構えてからどうぞ。
投稿作品を読んでいると、時々よりは高い頻度で見かけるそれ。
そう。
タイトルで書いた回想だけで章組みされる、長編回想。
具体的に言えば、なんかつらい過去を持ったキャラを助けたら、いきなり生い立ちを語り出しました。
もしくは、似た場面に出くわして、それと連想してつらい過去を思い出すような展開。
それか、ゲームで言うボス攻略に重要なアイテムを手に入れるヒントとして、今まで記憶を失っていた謎の仲間が覚醒して語り出すようなの。
くっそウザい(本気の暴言)
本人にとっては、大事なことなんだろうさ。
でもそれを、こと細かに聞かされる身になろう。
キッツい(大放言)
結果が決まりきっていて、もう登場しないような(シナリオの大筋にとって)非重要人物が大量に出て来て、救われない・報われない結果(回想が始まる時点)までトロトロとそぞろ歩きをしているのを読まされる苦痛。
本編主人公やその周辺はほとんど出ず、よく分からないキャラがしばらく主役となって、シナリオの流れが足踏みするポカーン展開。
今後出てきそうにない人物の名前をずらっと並べられて、そう言った過去話は悲劇が大半で、実際に舞台から大量に退場していく。
誰かの昔語りから始まって、視点がぴょんぴょん飛んで「誰の回想なの?」になって、以前ちょっとやった回想まで再演もしてみたり。
結果としてその過去話に出て来て重要なのは大抵、外部からやってきた環境が変わるきっかけの存在か、家族か幼馴染が悲劇の引き金を引いた知識のみ。
それで家族に「これだけは覚えていて」とかで遺言がヒントになるやつ。
そして「あなたをいつまでも愛してる」とか言う結びまで思い出して、お涙頂戴するやつ。
それがお好きな方もおられるのは、分かってる。
でも先の展開含め、決まりきっていて飽きる。
……ではなく、自分が思うのは。
「話が……進まねぇ」
なんです。
週刊連載の漫画で、何年もかけて大長編の回想を本編として見せられたりは?
アニメで半年とか1年とか、ずずーっと回想してたのを見た経験は?
文庫本で3巻とか5巻とかかけて、長々とした回想を本編として発刊されていて、それを買ったりは?
結果(話の終着点)はすでに情報が出揃っていて察していたり、回想に入る前に結論から言っていたり。
それで回想の中に(本編のシナリオに関わる)意外な話もなく、ただただ知っていたり予想できた事を長々と回想形式で語られる。
読んでいる側から湧き出てくる感想は「うん、だから?」「それで?」ばかり。
苦痛でしょ?
びっくりするのは、回想として語る者が居ない場面――――語る者は知らないはずの場面を語っていたりする所とか。
回想中でまた別の回想が始まって、訳の分からないナニカになってしまったり。
で、全てを語り終わって、現在に戻ってきてから話(情報)をまとめると。
「うん。 知ってた」
こうなって、回想を追ったのが無駄になる。
回想自体の情報の濃度が薄いままおわる。
使った時間と得られた情報とが釣り合わない。
キャラクターの人物像が厚くなった。 読んできた作品ではそれだけってのがほとんど。
しかもその回想を語った奴は最悪、この章(編)限りのゲストキャラである可能性。
アレだけ語っておいて、主要メンバーではなく離脱するキャラだった場合の虚無感よ。
どうよ?
自分の印象はこんなの。
長々と回想はするモンじゃないねって話。
それでも許される……追いかけたいと思って、ファンで居続けられるようなのがいる作品は、大抵が“超”がいくつも付くような有名で人気な作品。
その有名作品だって、最初の内は回想をするにしたって要点をまとめて、重要な部分だけを回想する流れだったのです。
どんなに長くなっても漫画本にして1巻2巻程度の長さだった。
どれだけ人気キャラだったとしても、回想はその位だった。
それでも漫画本1巻2巻分って、かなり長いんですけどね。
それが何なの?
漫画本にして10巻分とかになりそうな、恐ろしく長い回想をいつの間にかやり出してんの。
回想中に人気キャラの小さかった頃をちょっとだけ出して、ファンを軽く見てないよ、置いてけぼりにしてないよアピールもしつつ。
……そんなの本編じゃなく外伝でやってろよ。
○○○○・過去編
とか、
○○○○・ゼロ
とか、
○○○○・前日譚
とか銘打って、派生したものとして別の作品でやって下さいな。
それなら、そう言ったものだと割りきって、
「あ、ここが本編のアレにつながるんだー」ってのんきに楽しめるから。
これはアレですかね?
本編のネタがあまりにも出てこないんで、時間稼ぎの為の大長編なんでしょうかね?
分かる、分かるよ。 気分転換したいんだよね? なんか本編を続ける気力が減っちゃったんだよね?
でも程々にしてね?
漫画本なら1巻……長くなっても2巻位まで。
小説(文庫本)なら、1/4巻。
それくらいまでなら我慢できるかも。
それでも自分は長く感じたりしますが。
これを越えたら、多分自分は放り投げる。
かなりのめり込んでいるファン達なら、そりゃあもう「こんな裏があったんだ!」なんて楽しんで読んで追いかけてくれるんでしょうが。
…………よくもまあファンは追いかけるよ。 そこまで追う、そんな作品のファンの方々を尊敬します。
何度も言うけど、自分は無理。
ネタバレされても楽しめるタイプなのに、なぜかこの長い回想にはイライラが止まらなくて、見ていられなくなるんですわ。 なぜか。
既に結末が分かっているって意味では、回想もネタバレも強引に言えば似たようなモノなのに。
…………もしかしたら、アニメ版の終わらない8月を見てからかもなぁ。
昔を振り返るのと同じ時間を繰り返すのでは意味が変わってくるけど、過ぎた時間に戻るのは一緒と言っても良いし。
原作では脱出成功回しか載せてないのに、アニメじゃあ8話も使って、製作側含めて苦行を強いたであろうアレの。
原作で成功回しか載せなかったのは当たり前か。 失敗回をいくつも載せたら、紙の無駄とかコピペで手抜きのダメ作品とか言われそうだし。
作者様方は、そんなバリバリにトロトロ鈍足な回想をやっても追いかけてくれる、熱心なファンを大切にしてあげて下さいね。
結論。
回想なんてのは、要点を掻い摘まんでさっぱりとした内容を心がけるべし。
それでその回想で感じる部分があれば、聞いている側の登場人物に怒らせたり、回想を解説する地の文でその部分を掘り下げたり。
それくらいで良いんじゃないかと思うのです。
なんで既に本編で結末が示されているのに、わざわざ回想シーンとして決まりきったゴールまでを、長々とやるの?
シナリオのテンポが悪くなるから嫌いってのもあるし、その長々とやる回想では、本当に欲しい情報はボカされていたりするし。
なんで過去の真実だの事実だのを語る~とか言っといて、本当に知りたい情報を伏せるのよ。
その章で倒さねばならないボスに、壊滅させられた悲劇の街、その生き残りの語る回想とかで。
そのボスの攻撃方法を知りたいのに、その部分をあいまいにされて、結局ボスがその街を狙った原因すらあいまいなまま回想終わりとか。
待ってよ。 知りたい情報は? 内容は?
なんでそこがボカされて、回想をそんなに勿体ぶって長々と話したくせに、結局薄い情報量ばかりでまともな情報がとても少ないんだけど!?
とかってのが有るわけですよ。
だから嫌いなんです。
得がほとんど無いんです。
なにあれ?
引っ張るだけ引っ張っといて「この先は君の目で(真実を)たしかめてくれ!」かよ!?
ふざッけんな!!
んでその回想で語った内容は、回想終了後に本編のシナリオが動き出すと、随所にチョコチョコと補足みたいなノリで要点部分が出て来て、回想を読んだ・読まされた意味が無いじゃん!
も多かったりしてね。 徒労しか残らなかったりね。
お前、本当にふざッけんなよ!!
となるので、回想はあっさりサッパリとやって欲しい派になりました。 以上。