俺の話
投稿はじめました!
追放ものを初めて書きます。
皆さん宜しくお願いします!
俺、リベンション。長いので家族やパーティには『リベ』と呼ばれてる。
職業は「狩人」。弓を使って魔物を倒したり、罠を張って魔物を弱体化させる役割だ。俺としては、遠距離攻撃もできて、魔物を弱らせる事が出来る人材は重宝されると思うのだがーー
「よっしゃ! 俺に任せとけ」
俺のパーティは近接戦闘に強い脳筋、もといリーダーが地にいる魔物を一掃させるし、翼があり、空中にいる魔物はーー
「風の刃よ、彼の者の翼を断ち切り給え! ウィンド・エッジ!!」
黒魔導士が倒してしまう。
二人共、国で指折りの実力者で大抵の魔物は無傷で倒せる。それでも、魔物の攻撃で傷ついたときはーー
「怪我してますね。すぐに治します」
白魔道士が傷を癒やす。薬草いらずである。
この三人でパーティが成立しており、俺の役割は大してないのだ。
"役立たず"にはなりたくなかったので、俺はこのパーティで「狩人」の他に「料理人」をしている。
「……うん、この肉は食えそうだ」
皆が倒した魔物の死骸をあさり、先駆者が書いた『魔物食』という参考書を片手に食料を調達している。ちなみに魔物の死骸は罠を生成する上での触媒になるので、爪や牙、角を剥ぐのも欠かさない。
「うえ、また魔物食うのかよ」
俺の呟きにリーダーが苦言をこぼした。
文句を言いつつ、こいつは俺の料理を「うんめえ!」と言って食べるので無視だ。
「人生の先輩も『緑色の肌をしたオークの肉は絶品だった』と言ってるから大丈夫だ」
「そ、そうか……」
俺は参考書をリーダーに突きつけた。
リーダーが倒したオークを解体していると、皮に隠された肉はサシがあり、家畜のものと遜色なかった。異臭もしないし、食べられるだろう。
「リベの料理はぜーんぶ美味しいもん! 調理しているとこ見なければいいんだよ」
「そうですね。リベさんのおかけで食費が浮いているわけですし、感謝しませんと」
黒魔導士と白魔道士の評価も高い。
俺はこのパーティで料理人としての地位を着々と確立している。本当は狩人として活躍したかったが、こだわっても何もできなければ仕方がない。自分の役割が変わっただけだ。そう言い聞かせて、俺はパーティの食事を作る。
1話いかがだったでしょうか?
2話は明日投稿いたします。
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