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学園に通うことを決意して
早速勉強を始めた
試験まで後半年
ロードビオラ学園の試験方法は
魔術、算術、話術、歴術の4つの筆記試験
プラス実技試験
実技試験に関しては、心配はしていない
問題は筆記だ
魔術は、魔法に関する問題が出題される科目のこと
魔法の歴史とか、魔法を使用する上での心構えとか
これに関しては、父から耳にタコが出来るほど
聞かされてきたので問題なし
算術は、前世でいう算数のこと
元日本人なら誰でも出来る内容
話術は国語と英語が混じった感じ
他国のいくつかの言語の訳が出来れば良い
一見難しそうに思うけれど
通訳魔法の使用が許されているから
通訳魔法を習得さえしていたら楽勝
問題は歴術
つまりこの国の歴史について
ヤバイよ、この世界に来て新聞とか
本とか読んでないよ私
狩りばかりしていたよ
知っていることなんて、ギルドで広まっている
噂話くらいだよ
王族の名字がアルドノアであるとか
その婚約者がとても美しく聡明とか
そんくらいだよ
後半年、自分のすべきことがはっきりして
良かった
ユノスさんに出そうな問題をピックアップ&指導
してもらって
とうとう、本番の日がやって来た
高そうな服を着た綺麗な人ばかりだ
自分でいうのも恥ずかしいけど
私はヒロインなので顔が良い
けれど、この中に紛れ込んでいたら
全然目立たない、いい感じに溶け込んでる
髪の色もピンクとかではなく
前世でいう明るいミルクティーベージュって感じ
のため、まぁあまり周りにはいない色だけど
注目されるほどでは無い
私がヒロインに転生して一番嬉しかったのは
実はこの髪色と瞳の色になれたことだったりする
前世でしてみたかったカラーと
前世で一番好きな色だったエメラルドの瞳
友達から勧められて、すぐにプレーしたのも
ヒロインが自分にとって理想的なキャラデザ
だったことが大きい
話がそれてしまった
色々考えているうちに、とっくに筆記試験が
終わっていた
問題は、びっくりするほど簡単だった
心配してた歴術も、王族の姓を答えろ
とか、ラッキーすぎた
極めつきにはユノスさんの教えてくれた問題が
ドンピシャ当たって
ワンチャン100点あると思う
その後あった実技試験も
得意魔法を出すだけというなんとも優しい
お題で、おもいっきり的を破壊してきた
あの先生たちの驚愕した表情で、合格は確信した
後は、特待生かどうか
そういや特待生何枠か聞いてなかった
ま、なるようになるか
今日は攻略対象にも悪役令嬢にも
遭遇しなかったし、終わりよければすべて良し!
身体強化の魔法をかけて、家族にいち早く
今日あったことを報告するために
発展している王都のなかを目にも見えぬ速さで
駆け抜けた




