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エーデル騎士団【カール・ブラウン】
訓練といえど気を抜いてはならない。何処で不測が起こるか判らないからだ。いや、最悪を常に想定内に留めておくのが兵士たるもの。
特に警備を預かっている者なら尚更だ。
「カール・ブラウン隊長!西方面異常無しにございます!」
「テイメオ・カロンご苦労。」
右腕であり、最も覚えのある男に労いの言葉を投げ掛けた。
年が2つ上だということもあり、彼から学ぶことも多い。
後は団長に結果を報告するのみだ。テイメオに持ち場を任し、我団長のもとへと向かった。