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赤い魔物


「うわあああああああ!」


 俺は異世界のような草原で赤い謎の生物に追われていた。ゲームでいう魔物だ。 手には木製のバットのようなものを持っている。しかも何故か自分は鍋の蓋とおたまを持っていた。


 どういうことなんだ、と思った。だがこんな時こそ冷静になれという言葉を思い出し冷静になってどうしてこうなったのか思い出すことにした。




 まず俺は料理人で飲食店の自営業をしていた。アルバイトやパートも含めて11人でやっていた。俺はいつもの通り閉店後に食器洗いなどをしていた。あまり良く覚えていないがその時に倒れてしまったと思う。


 そして気が付いたらここに居て少し落ち着いた後にあたりを見回していたら、あの魔物と目が合ってしまってこんな状態になったんだ。




 と、そんな事を思い出していたが、もう体力が限界だった。


「ハア、ハア」


 俺は息切れしながら立ち止まって魔物の様子を伺った。ゲームみたいに戦ってみようかと思ったが、こんなおたまと鍋の蓋で勝てるのだろうかと思った。というか戦うのならもっと体力を残しておけばよかった。などと考えていると魔物が先制攻撃が飛んできた。


「あっぶねっ!」


 とっさに俺はお鍋の蓋で防いだ。振動が伝わってきた。やられたのだからやり返してもいいだろうと思い、今度はこっちがおたまで魔物の頭を思いっきり攻撃した。かなりのストレス解消になった。魔物は血は出ていないが、気を失っているらしい。このまま殴ってやってしまおうと思ったが、殺すのは流石にダメだなと思い、鍋の蓋とおたまをしまってその場をあとにした。


 どこに行こうか考えながら歩いていると、異世界に来てあたりを見回していた時に遠くに城のある街とそこに続く道が見えたのを思い出した。俺は道に沿って街へ行くことにした。




 20分後...


 道に看板があったので見てみるとこう書いてあった。


  この先、シルバシュエル城下町

     この街はとてもとてもすごいところです。


 紹介文が適当なところは置いといて、どうやらあの街はシルバシュエル城下町というらしい。というかこの異世界も言葉が日本語なのか。

 その下には、アルバイト募集中などの張り紙がいくつもあった。その中に一つ気になるものがあった。


 異世界から来た人の生活支援中。異世界から来た人は門番にお申し付けください。


 なんと異世界から来た人を支援しているというのだ。何回も異世界から来た人がいるのだろうか?

とりあえず今は城へ向かおう。


初投稿です。 なんか変な所があったりしたら教えて欲しいです。

あとなんで都合よくおたまと鍋の蓋を持っているかは聞かないでくださいw

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