腐。
もうダメであります。
悩みすぎて胃がきりきりします←
「「あぁお美しい我が君、なんて光栄な!!!!」」
「...。」
「その髪は、星を散りばめた夜空を切り取ったかのよう!!!」
「...。」
「その美しいお肌は、まるで雪の様に白く、まるで林檎の様に赤い唇をより一層際立て.....」
「...。」
「金の瞳を飾るのは、髪と同じ色をした、長い蔦のような睫毛...」
「...。」
「極めつけは、あぁ、その、その......そのお声!!!!」
「まだ一言も喋ってないから!!!!!!!!!」
そう吐き捨てる様に叫ぶと、双子は嬉々として傍に駆け寄って来た
どうやら、ガン無視していたのが原因のようだ、チッ
紅潮した頬に、うるうるとした瞳
この双子に言われても,,,,全然嬉しく,,寧ろ、嫌みっぽく聞こえるだろう
と、言われている美女を想像して、同情する
その美人を是非ともここに!!!!!
出来ればおとなしい子がいいな!!!!!!
「「....はぁ」」
「ナンデスカ、あたしの顔みて残念そうに溜め息つかないで下さい」
「「.........はぁあああああ」」
「人の話聞いてます?」
何、その可哀想なもの見る目。
やめて欲しいな、あはは
「...わが....いえ、稚草様、これから、アナタの素性をお話いたしましょう」
「辛く苦しい人生を歩まれた、稚草様の本当の、お話を」
......。
わぉ、いきなり☆←
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★
__あぁ、なんて、なんてお美しいの!?
私たち姉妹も、五月蝿い程人々にもてはやされたけれど...
その私たちが言うのだから、絶対よね。
__えぇ。もちろんよ。だってあの方は私たちの、生涯お使えしなければならなかった方なのですから。
__そうよね、そうよね。でも、どうしてあんなに鈍感なのかしら?
もしかして、記憶をずたずたに引き裂かれてしまった所為かしら
...本当、犯人は何方なのでしょうね。
__こら、そんなに殺気を飛ばしちゃ、稚草様が気を悪くされるでしょう?
__大丈夫よ。稚草様は強すぎて、私たちごときの殺気にはお気づきになられないわよ。
__..本当ね。というか、稚草様は、神々から愛されすぎている気がするわ。
__だから運命が捻曲がってるのよね、神様達も後悔なさっているわ。
__お父様達も、あまりにも愛しかったゆえ..なんて、成人されていらっしゃるのに、号泣されて..
__あら、母様なんか、凄いのよ。逆恨みをして、関係ない神様まで呪い殺してしまったのだから!
__....。
__...。
____...ある意味、猛毒よね。________
こんな会話があった事を、稚草は知らない。
とりあえず、主人公最強主義なので((
ありがとうございました^^