鼠。
前回と同じ方式で、タイトルつけました。
多分、後々メンドクサイ名前になるんでしょうね,,,,
フフフ←
「早く、早く。」
「還って来て、お願い、早く」
「”お使い”の有効期限もあと3日なの」
「還って来て、お願いだから」
「「早く、早く」」
急かす声を振り払い、無理矢理に瞼を開ける
すると、先程まであった白い部屋も、霞に掛かった様にして消えた
最近、2人の美少女が現れる夢を見る
金髪碧眼、玉のような肌に、愛らしい顔、すらりと細長い肢体。
双子だから似ているが、姉らしい、大人口調の方が、瞳の色が濃い事がわかる。
まさに絶世の美女で、最初は、
私の妄想もやっとここまで来たか!!!!
と喜んだものだ
...それが2ヶ月以上も変わらずおこる。
流石にこれには焦った
何かしらの殺意があっての事だと思うほどだ。
あの台詞に若干ノイローゼになりつつある。
それに、何故か大量の睡眠時間をとっても、寝たり無くなって来た
休みの日には、出かける事無く一日中寝ているほどなのに、起きるとやはり睡魔が襲う
病院にも行ったが、特に体に変化があるわけでもなく、寧ろ絶好調だと言われた
精神科も、母の親戚に勧められて行ったが、異常は無い。
原因は、大体あの双子だろう。
ていうか、還ってこいって、何の事だ?
「_..、__________い!?_____....きろ、起きろ、千道!!!!」
「うわはああああああああいっ!!!!なんでしょうか先生!!!」
耳元で大声で叫ばれると、誰でも現実に戻される
いくらの私でも、気付いた
「お前、最近変だぞ。もう少し寝た方が良い」
そういって頭を撫でて、温かいコーヒーをくれた
一口飲んで、また撫でられる。
「でも、起こしたの先生......いえ、ナンデモアリマセン。」
にっこりと微笑まれた。
にっこりと微笑まれた。←大事な事なので二回言いました
冷や汗をかきながら謝罪すると、冗談だ、と笑った
貴女の冗談って、マジかウソか解りません。
切実に見分け方を教わりたい
ていうか、寝た方が良いとか言いながら、コーヒーを勧めてくる人は初めて見た
見たというか、体験したというか...
とりあえず、先生は色々と面倒だ
「さ、もう寝とけ。他の授業は糞だから」
「糞とか言ったら保険医さんが....言う訳ナイデスヨネー」
保険医さんに助けをもとめたけれど、全力で視線をそらされた
....もう、先生、この学校牛耳れるよ。本気で
*
*
*
*
*
*
*
*
「ね。もう1日しか無いの。そろそろ覚悟してもらえなきゃ、私たちが勝手に呼ぶわよ?」
「そうだよ。時間がないの。お願いだから、早く還って」
______...五月蝿い。
「私たちに出来る事は、ほんの少ししかないんだから」
_______....黙れ、
「貴女が来てくれなきゃ、困るのよ」
「__......黙れ!!!!!」
教室が、シンっとする
気付けば、大声を張り上げて、机を倒していた
前の席に座っていた男子が、迷惑そうにコチラを見ている
否、
クラス全員が、メンドクサイと、視線で語っていた
「.....すみま、せん」
「,,,,自習にする。千道、ちょっと来い」
ざわめくノイズの中で、聞き取れた最悪の言葉に
そっと、目をつむった
『やっと、どっか行ったね、アイツ』
うーん。
微妙です、ね、うん。
更新増やしたいです!