表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第26章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/224

胸の奥のざわつき

夜。

店を閉め、外に出ると雪が舞っていた。


冷たい空気を吸い込むと、

胸の奥がじんわりと疼く。


(……なんだろう、これ)


疲れのせいかもしれない。

季節のせいかもしれない。


そう思おうとするのに、

心の奥で小さな波が立ち続ける。


理由のないざわつき。

名前のない感情。


ふと、

雪の向こうに“誰かの笑顔”が浮かんだ気がした。


すぐに首を振る。


(……考えるな)


自分に言い聞かせるように、

大和はゆっくり歩き出した。


一人で生きる。

それが一番楽で、正しいはずだ。


そう思うのに——

胸の奥のざわつきだけが、

静かに、確かに、消えずに残っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ