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感情の整理ができない
大和の笑顔を見るだけで、
胸がズキッと疼く。
17年前の空気が、
一瞬で蘇る。
止めようとしても止まらない。
止まってくれない。
その疼きが、
自分でも理解できなくて怖い。
でも同時に、俊介への疑念が膨らむ。
なんで“その日”に灯に行ったの。
店長が東京に来てた日。
偶然……?
そんなわけない。
俊介は知ってた?
気づいてた?
私の気持ち、分かってた?
なんで言わなかったの。
なんで隠したの。
山下って誰。
なんで3人で写真撮ってるの。
なんで店長がコメントしてるの。
分からないことが多すぎて、
頭の中がぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。
胸の奥で、
疼きと不信が暴れた。




