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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


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灯(あかり)の空気に飲まれる

扉をくぐった瞬間、空気が変わった。

温かい光と、ふわりと漂う出汁の香り。

外から見たときよりずっと柔らかくて、賑やかで、息づいている。


「うわ、すげぇ……!」

山下はテンション高く店内を見回す。


俊介は、足が半歩だけ遅れた。

胸の奥がざわつく。

(……本当に来てしまった)


客の笑い声、店員の声、料理の音。

全部が混ざり合って、(あかり)という店の“温度”を作っていた。


席に案内される途中、

俊介は無意識に店の奥を見た。

そこに“いるかもしれない人”を探すように。


でも、まだ姿は見えない。

その“見えないこと”が、逆に胸を締めつけた。

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