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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第9章

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すこしずつ失われていくもの

夏が終わり、秋の風が吹き始めた頃。


美咲の体調は目に見えて変わり始めていた。


朝は起き上がるまでに時間がかかり、

食事の量も減ってしまった。

あれほど明るかった笑顔も少しずつ薄れていく。


それでも美咲は、いつも通りを装おうとした。


「大和さん、今日もお仕事頑張ってね」


声は明るいのに、指先はかすかに震えていた。


その震えに気づきながらも、

大和は気づかないふりをした。


気づいてしまえば、

美咲がもっと自分を責めてしまうと分かっていたから。

彼女の強がりを守るように、そっと目をそらした。


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