表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第75章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

264/287

気配の揺らぎ

夕方、店で仕込みを続けていると、

結衣がぽつりと言った。


「最近、大和さんって……

誰かのこと、待ってるみたいな感じですよね」


手が止まった。


「待つ人なんて、今いないんだけどなぁ」


笑って返したけれど、

胸の奥がざわつく。


待っているのか。

誰を。

何を。


結衣はそれ以上言わなかった。

ただ、大和の“気配の揺らぎ”を感じ取っていた。


葵の気配が消えた静かな空白が、

大和の中に残っていることを、

本人だけがまだ気づいていない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ