表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第67章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

232/278

葵の不安

仕事の合間、葵はスマホを開いた。

虹の写真に“いいね”が増えている。


その中に、

結衣のアイコン。


(……見てくれたんだ?)


写真の中で何かがキラリと光る感じがして

ドキッとして拡大する。

画面の端に、

自分の指輪が小さく写っていた。


(…………え…)


「……なんで気づかなかったんだろ」


胸がぎゅっとなる。


消そうか迷う。

でも、指が動かない。


虹の写真は、

あの瞬間の自分の気持ちそのものだったから。


(店長は……見てないよね)


そう思った瞬間、

胸の奥がざわついた。


見ていないはず。

私のただの日常の1枚なんて

見ていないと思いたい。


でも、

心のどこかで——

“繋がって欲しいな”

そんな気持ちが、

ほんの少しだけ顔を出した。


葵はスマホを伏せ、

深く息をついた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ