前へ目次 次へ 222/265 ホッとする再会 すぐに返事が来る。 結衣: 『そういえば、店長、今日リール上げてたよ。 なんかね、ちょっと上の空だった。 ため息も多かったし…』 胸がぎゅっと締めつけられた。 (……店長) 結衣は続けた。 『急にだけど…葵さんって、おいくつなんですか?』 (え……?) 『34です』 『え、若い…! 私30なんですけど、なんか嬉しいです』 文体が少し柔らかくなる。 『よかったら、無理しないで話してね。 葵さんのペースで大丈夫だから』 その優しさに、 葵の心がふっと緩んだ。