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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第62章

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いいねの灯り

ポケットのスマホが、

“あの感触”を思い出させる。


インスタのリールを開く。

画面には、ただの動画が流れているだけ。

でも、大和の指先は、

そこに一瞬だけ灯った“いいね”の重さを覚えていた。


「……気のせいじゃないと思うんだけどな」


呟いた声は、湯気に溶けて消えた。


確信はない。

でも、胸の奥が静かにざわつく。



美咲の命日に、

どうしてこんな気持ちになるのか分からない。


和田が「大丈夫か?」と笑って酒を注ぐ。

大和は曖昧に頷きながら、

スマホをそっと伏せた。


胸の奥で、

何かがゆっくりと目を覚まし始めていた。

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