表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第57章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

194/284

想いの確信

休憩室でスマホを開いた結衣は、

葵からの長いメッセージを見て息をのんだ。


(……やっぱり)


“以前一緒に働いてまして”

“懐かしくなっちゃって”

“つい気になってしまって”


その一つひとつの言葉が、

葵の気持ちを静かに物語っていた。


(大和さんのこと……忘れられないんだ)


胸の奥がきゅっと痛む。

葵の気持ちが痛いほど伝わってくるのに、

自分は何も言えない。


大和の過去も、

美咲の存在も、

軽く触れていい話じゃない。


でも、

葵の気持ちを無視することもできない。


結衣はゆっくりと文字を打つ。



「そうだったんですね。

来てくださって、本当に嬉しかったです。

高田さんも……きっと、そう思うと思います」



“きっと”

その言葉に、

結衣の願いと苦しさが滲んだ。


送信したあと、

結衣は胸に手を当てた。


(……どうか、傷つきませんように)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ