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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第51章

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新たな繋がり②

結衣は休憩室で、

スマホを握りしめたまま画面を更新していた。


(……まだかな)


フォローリクエストを送ってから、

胸がずっと落ち着かない。


“承認されないかもしれない”

そんな不安が、

じわじわと胸の奥を締めつけていた。


そのとき——

スマホが震えた。


「フォローリクエストを承認しました」


(……っ!)


息が止まる。

胸が一気に熱くなる。


(承認してくれた……!)


迷う暇なんてなかった。

結衣はすぐにDMの画面を開き、

震える指で文字を打ち始めた。



「フォロー承認ありがとうございます!

居酒屋「(あかり)」のスタッフです!

先日はありがとうございました」



送信ボタンを押した瞬間、

心臓が跳ねた。


(……届いたかな)


画面を見つめながら、

結衣はそっと息を整えた。

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