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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第50章

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雪灯り

検索結果に並んだ写真の中から、

葵はひとつのサムネイルに指を伸ばした。


木の扉。

柔らかい電球色の灯り。

昨日、胸の奥に残ったあの空気。


(……ここだ)


タップした瞬間、

心臓がひとつ跳ねた。


画面に広がるのは、

居酒屋「(あかり)」の公式アカウント。


(公式アカウントあったんだ…)


店内の写真。

カウンターの木目。

料理の湯気。

どれも昨日の記憶と重なる。


(……本当に、あの店だ)


胸の奥がじんわり熱くなる。

昨日の宴会のざわめき。

店の前で吸い込んだ木の匂い。


ここに店長がいる……。


思い出したくないのに、

思い出してしまう。


(なんで……こんなに気になるんだろう)


葵はスマホを握りしめたまま、

しばらく画面を見つめていた。

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