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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第43章

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灯りの残り香

閉店後の居酒屋「(あかり)」は、

さっきまでの喧騒が嘘みたいに静かだった。



カウンターに残る湯気の匂い。

照明の温かい色。


全部が、

大和の人生の“続き”を照らしている。



でも今日は、

その灯りが少しだけ胸に沁みた。



結衣に話したあと、

心の奥にしまっていた箱が

勝手に開いてしまったような感覚がある。



(俺……何を期待してるんだろう)



自分でも分からない。

ただ、胸の奥がざわついていた。



「大和さん、帰らないんですか?」



片付けを終えた結衣が、

そっと声をかけてきた。



「……もう少しだけ」



灯りの下にいると、

胸の奥の揺れが少しだけ落ち着く気がした。

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