表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第41章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

139/271

泣きたいのに泣けない

翌朝。

俊介はいつになく機嫌が良かった。



「葵、今日帰ったら話そうね。

 これからのこと、ちゃんと考えたいから」



“これからのこと”

その言葉が、葵の胸を締めつける。



(子ども……家族……)



俊介の望む未来に、

自分がいる姿がどうしても想像できない。



(私……壊れちゃう)



声に出せない。

言ったら、もっと不安にさせてしまう。

もっと縛ってしまう。



だから黙るしかなかった。



俊介が出かけたあと、

葵はソファに座り込んだ。



(どうしたらいいの……)



涙が出るほど苦しいのに、

泣くことすらできなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ