表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 沈丁花
第30章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

105/284

焦燥

朝、葵が出かける準備をしていると、

俊介が何気ないふりをして声をかけてきた。


「今日、何時に帰ってくる?」


その言い方は柔らかい。

けれど、答えを間違えたらいけないような“圧”があった。


「……夕方には戻ると思うよ」


そう言うと、俊介は安心したように微笑んだ。

その笑顔が、どこかぎこちない。


(確認しないと落ち着かないんだ)


俊介自身も気づいていた。

葵の予定を把握していないと、

胸の奥がざわついて、呼吸が浅くなる。


“失いたくない”

その気持ちが、静かに形を変え始めていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ