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癒しのエルフ  作者: 南蛇井


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scene8 管理欲の芽

会議室は、

前よりも静かだった。


議論は一通り終わり、

書類は整理され、

結論だけが残っている。


誰も、

癒しの効果を疑ってはいない。


問題は、

そこではなかった。


年長の役人が、

低い声で言った。


「放置するのは、危険だ」


誰も反論しない。


別の者が、

わずかに頷く。


管理されていない力は、

意図せず秩序を変える。


秩序が変わることを、

制度は恐れる。


癒しは、

人を救う。


だが同時に、

それを囲い、

名付け、

制御したいという欲を

人の中に芽生えさせる。


会議室には、

すでに次の行動の気配があった。


まだ、命令は出ていない。


それでも、

歯車は回り始めている。

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