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3 友達に言われて

「それで、何があったの?」

 水族館の中にあるカフェでドリンクを注文してすぐ真菜さんが興味津々に聞いてきました。

「住菱くんに家に行きたいと言われて、オッケーしたらすぐに来てくれて…それで」

「待って」

真菜さんが手のひらを出しました。

「その住菱くんって呼び方どうしたの?」

「私、うさぎ飼っていてナッティくんって呼んだら名前ですら呼ばれてないと言われて住菱くんって呼ぶようになりました」

言っていて恥ずかしくなってきました。

「うさぎ飼ってたんだ」

それから一日の出来事を話しました。

「まるで結婚してるみたいだね」

「まだ三年早いですよ」

私は苦笑いしました。

「その言い方、結婚するって言ってるようなもんだよ」

「しますよ。もう決まってます」

「え」

真菜さんは目を丸くしました。

「本気で言ってる!?」

「はい」

「ま、マジで…!?」

真菜さんは勢いよく私の手を握りました。

「絶対、結婚式呼んでね!!何が何でも行くから!!」

「も、もちろんです…」

その勢いに私はついていけませんでした。

「美男美女の夫婦…素晴らしい…」

真菜さんは目を閉じてうっとりした顔を浮かべます。

「瑞穂ちゃんと三井さんの子どもは絶対優しくて綺麗な子になるんだろうな!」

「ま、真菜さんそんな話は…」

恥ずかしくて顔が熱くなりました。

「二人に子どもができるの楽しみにしてるからね」

笑顔で言われましたがどこか圧を感じます。

「はい…」

私は俯きながら答えました。

(でも、跡継ぎが必要なので子どもを産むことは必然ですよね)

まだはっきり考えつかないですが、いずれその時が来るのでしょう。

(住菱くんと…)

変なことを想像してしまいました。

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