表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/549

2 偶然の敵と姉

「新刊買えたし、バイバイ!」

弥生は手を振った。俺も振り返して別れようとした。

「ちょっと」

その時、突然鞄が引っ張られた。

「硝樺!?」

振り返ると、飛鳥と同じ制服を着た硝樺が立っていた。

「誰なんですの?あれ」

硝樺は弥生を指差した。

「あれは瑞穂の友達」

「瑞穂さんの友達…」

硝樺は鞄から手を離した。

「でも」

「いっ…!」

今度は俺の頬を引っ張った。

「なんであなたが話しているんですの!」

「いだだだだだ」

さらに引っ張る力が強まった。

「瑞穂の友達だから俺も話してるんだよ!三人で弁当食べてるって言っただろ!」

俺は無理矢理手を引き剥がした。

「お前こそなんでいるんだよ…」

俺は硝樺に向き直った。

「本屋に来ただけですわよ。でも、見覚えのある顔が見えて追いかけたら…」

硝樺は俺を睨みつけた。

「瑞穂さんという婚約相手がいながら、ほかの女と話してるなんて浮気ですわ!!」

硝樺は俺を指差した。

「だから友達だって言ってるだろ!!」

俺は硝樺の頬を引っ張った。

「あなた!勝手に女性の顔を触るとか非常識ですわ!!」

「お前こそ人のこと追いかけてるだろ!ストーカー!」

俺達は睨み合った。

「あーあ。住菱何やってんの」

気だるけな声にはっと我に返った。

「飛鳥…お前もなんで…!」

俺は硝樺から離れた。

「うちの学校の生徒と住菱がいるからおかしいなーって思ったんだよね。なんか喧嘩してるし」

硝樺は唇を噛み締めた。

「いいですわ…二人まとめてお話しませんこと?」

硝樺は不敵な笑みを浮かべた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ