表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
411/464

5 様々な付き合い方

『私も運命って思える相手に出会えたらいいな』

(國元は、飛鳥にとって運命の相手なのだろうか?)

國元を見つめてみた。

「それは飛鳥に聞いてくれ。ちなみに、お前は飛鳥のことどう思ってる?」

「運命って言われたらどうかわからないけど、昔から付き合いがあったことも考えたら運命かもしれない…のか?」

首を傾げて俺を見た。

「運命って結局何なんだろうな。ま、そんなことはどうでもいい。言いたいことはそれだけか?」

「ああ、そうだな」

俺は立ち上がった。

「サボりもこれくらいにして何かしようぜ」

「一時間サボるつもりだったんだけどなー」

ため息をつきながらも國元も立ち上がった。


「國元さんも奥手なんだね」

 授業後の休み時間に少しだけ瑞穂に話した。

「意外だよな。いざ彼女ができたらビビってるんだから」

「むしろ、私達があまりにも距離が縮まるの早かったとか?」

「そんなこと…あるか」

思えば、出会って二日で告白…いや、プロポーズした訳だから。しかもOKされたし。

「俺達が異常なのか…。國元のことは奥手なんて言えないな」

「郁助さんと硝樺さんはどんなお付き合いされているんだろうね。次会ったら聞いてみたいな」

「確かに。奥手そうな郁助とグイグイ行く硝樺の関係って気になるな」

その時、授業が始まるチャイムが鳴ったので慌てて前に向き直った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ