表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
399/470

7 お姉さんお久しぶり

「真菜ちゃん!?」

 夕食、ダイニングルームに入ると飛鳥が目を見開いた。

「お久しぶりです!お邪魔してます」

「真菜ちゃん居たの知らなかったよ〜なんで言ってくれないの〜」

飛鳥は弥生に抱きついて頬ずりした。

「なんか瑞穂ちゃんとは違う声するなって思ってたけど真菜ちゃんだったんだね」

「は、はい…」

弥生は苦しそうにした。

「っふふ」

瑞穂は口元を抑えて可笑しそうに笑った。

「楽しそうだね」

「うん。なんか笑っちゃった」

こちらを向いて笑顔を見せる瑞穂に胸を矢で射止められた気がした。

「まじ…可愛すぎだろ」

必死に顔を背けた。

「おいおい、友達がいるのにいちゃついてるの〜?」

飛鳥に肩組された。

「こいつ、俺達がいちゃついてるところを見たいと言って泊まりに来たんだ」

「え、マジで?」

飛鳥は驚いたように弥生を見た。

「はい!優しい三井さんが許してくれたので、この通りやって来ました〜」

弥生は飛鳥にピースした。

「真菜ちゃん人の惚気好きな感じ?いいねぇ」

「少女漫画大好きなんですよ!恋愛モノの!」

「マジで!?あたしと趣味合いそ〜」

喜び合う二人をよそ目に見ながら席に座った。

「あ、待ってよ!あたしも食べる」

「いつまでも話してると冷めるぞ?」

慌てた様子で全員席に座った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ